「二つのケーキ」

一つはワタシの名前で「お誕生日おめでとう」もう一つは夫の名前で「いつもありがとう」

すてきな計らいだ。

四人の子どもたちの母であること、六人のかわいい孫たちのおばあちゃんであることを、本当に嬉しく思えた誕生パーティだった。遠く離れた二男の家族ともビデオ通話で元気をもらった。

 

みんなで集まる時は長男の家だが、いつもながらの温かいもてなしは、さりげなくて、スマートだ。

ワタシのリクエストに応えて、嫁が作ってくれた、あつあつの茶碗蒸しは本当に美味しかった。

 

恩返しできることがあるとすれば、孫たちの成長を少しでも長く見守ることぐらいかなぁ

「回らない 回転ずし」

食欲が、少し、わいてきたので、回転ずしなら夫と半分こできるし、と思って果敢に挑戦した。ものすごい久しぶりだった、タブレットに入力すると直接客の所に運ばれて来るのは変わらないけど、何とレーンは回っていない。ちゃんとお客さん前でレーンがストップできるようになっている。みんな、タブレットで、新鮮な握りたてを頼むのだから、合理的だ。二人で6皿。ワタシは5かんほど食べた。

揚げたてのエビフライや鰯や。あといくらの軍艦など美味しかった。

回転してないけど、回転の看板は外せないよね。庶民的で無くなるもの。

作:大森裕子 監修:藤原昌高 「おすしのずかん」より

「木に咲く花」

木に咲く花と言えば、梅、桃、桜 を思い浮かべるだろう。

梅の花を生けている時に、ふと、思うのは、こんな硬い枝に 小さなつぼみがくっついている。なんかスゴイ。

桃の花も、そう。そして、これから咲くだろう、桜の花も。枯れ木ばかりに見えた、桜の山が、桜が満開になる時が来る。堅い木の枝から、季節を感じて、春をプレゼントしてくれる。はあ~なんてけなげな。5月には 大好きな はなみずきの花も。

松成真理子 「じいじのさくらやま」より

そうそう、絵本屋の南の窓に、早々に桜の花を咲かせました(折り紙)

「レンチンよりも」

レンジでチンすればジャガイモだって、ゆでる必要もない。

でも、温め直しより、揚げたてに限るのは、我が家では 「ヒレカツ」。

衣付けをした後、揚げるのは我が家の天ぷら屋さん。

肉の苦手な孫も、2才のチビちゃんも、柔らかいヒレ肉だったら、おかわりの手が上がる。

2家族分を次々揚げては、「おいしい、柔らかーい」の声に、天ぷら鍋の前で、まんざらでもない顔のおじいちゃん。みーんなで食べると、美味しい顔が食卓いっぱいで嬉しい。

原案:たかおか まりこ 作・絵:さいとう しのぶ 「まほうのでんしレンジ」より

お雛さん、ごめんなさい。

おひさしぶりです。もう何年も納戸で眠らせてしまってごめんなさい。

かざってみると。7段飾り、こんなに大きかったっけ。

娘のために両 親が買ってくれたのだけど。

豪華絢爛がすきだったのね。住宅事情に合ってなくて今さらだけど、びっくりだね。

 

私が持っていたのは、もっと小ぶりだったけど、御殿がついていてお人形以外は木でできていた。タンスや御所車も。古い話だ。

それでおままごとのように遊んだ記憶がある。

小さい子が来たら、御雛さんにさわっていいよ。と言っている。 三人官女の小物類も取って見せてあげたり、お姫様の髪はこんなに長いと気づいてくれたり。

 

おひな様の前にいるのは ひなちゃん、3月生まれで、もうすぐ1才。ママと同じ可愛い笑顔でいつもニコニコご機嫌。これからもすくすく育ってね。

「この笑顔がみたくて」

このフレーズは、インスタの中のショートストーリでつぶやかれた言葉。素敵です。

ママさんの笑顔が、そのままyuiちゃんの笑顔になっているのですよ。笑顔はいったり、きたり。親子の間で何往復も。

 

ご家族の事情で、お子さんに会えないパパさんや、ママさんもいらっしゃるでしょう。でも、お子さんの笑顔の写真を心に留めておいてほしいなと想います。今は動画もとれる時代ですが。

 

笑顔はね、パパやママからだけで無く、保育園や幼稚園の先生から、近所のおばちゃんたちから、

もらうのですよ。子どもたちは地域で育てなくちゃね。

 

「絵本屋たねぽけっと」のドアをあけて入ってくる子どもたち、赤ちゃんもみんな笑顔なんです。それは

それは、不思議でうれしいことです。

えがしらみちこ 「はるかぜさんぽ」より

「バリ、めっちゃ」

KBC「アサデス」番組のなかで、お天気のコーナーがあります。福岡周辺の天気をとてもわかりやすく、「えいさくさん」が説明してくれます。

その中で。

今日は「めっちゃ」寒いですといって。「めっちゃ」のカードをパネルに貼ります。

時にはその上に「バリ」のカードを貼ることもあります。

福岡のひとには普通に通じると想いますが、これって方言ですかね。関西の人には通じそうですが。

監修:斉田季実治 「天気のふしぎえほん」より

「しあわせ度・・」

「普通じゃん」と孫が、顔見て言ってくれた、あの日から、一年を迎えようとしている。普通じゃないけど・・・基準を変えれば、ワタシなりの普通になる。

病気がわかって、今までの人のつながり、新しい人との出会い、たくさんの人に支えてもらいながら、今日の日があることに感謝だ。

だから、普通じゃなくても、おばあちゃん的には 「しあわせ度」100%です!!

詩:内田麟太郎 絵:南塚直子 「こんにちは あした」より

「どおして、こん子は・・」

わが子に対して「どうして、こん子は、こげんあるとかいな」と思うことがあると言うと、同僚から「へー???」意外と笑われた。9歳離れた長男は「ちゃんと、躾(しつけ)りいよ」(ボクにはきびしかった)

「はあ・・・」(確かに、お父さんが)

末っ子は、わがままいうし、お行儀悪いし、そしていつまでも、甘えて膝に上にのってくるし。

でも、かわいいのだ。ニーって笑う笑顔とか。

 

そして、意外にも、彼女は15歳で自分の進路を決め、寮生となり、親元から離れた。寮では友達、先輩に恵まれ、ぶれることなく、2級1級と資格をとり、今は建築士として働いている。

 

わからないもんだな~

私の体調が悪い時には笑顔でよりそってくれる頼りになる存在だ。

付け加えて、長男、次男、長女もみんなよい子に育ちました。有難いことです。

え・ぶん 加古里子 「あなたのいえ わたしのいえ」より

「あぶない」

包丁、「あぶない」、はさみ、ごっつんこ、「あぶない」。

絵本の中の踏切を見て、「あぶない」。電車は好きだけど、保育園の近くに踏み切りがある。

2才2ヶ月のボクの中に「あぶない」が着地した?

2,3才児の言葉の獲得はすごいな~ とおばあちゃんになって、気づかされる。

こっちは言葉を忘れる一方で、「あれあれ、なんだっけ?」

 

大麻の大学生も、高齢者のドライバーも、裏金疑惑の大臣さんたちも、「あぶない」って言葉を知ってた?

 

今日は保育参観、鬼さんが来るかもしれないね。今日は「こわい」を体感して来るかな?

にしはら みのり 「いもぬしれっしゃ」より