5分間で12場面

小学校のお話会に4人のメンバーと行ってきました。

45分のプログラムで、絵本、大型絵本、エプロンシアター、紙芝居、パネルシアターと盛りだくさん。

子どもたちは1年生の2クラス合同。私が担当したのは紙芝居。

テレビやビデオ、ゲームと動く画面を見るのが当たり前の子どもたちに紙芝居の動かない12場面はどうなのか? と。

紙芝居の舞台を珍しい様子で見る子もいて、扉を開けると、早速、題名を声に出して読む子どもが数名。では、みんなで読んでみましょう。「てんぐのはなくらべ」

青天狗と赤天狗が鼻をお城の方へ伸ばします。青天狗には着物がどっさり引っかかりますが・・

5分ほどで12場面しか変わらないのに、子どもたちはとても集中して聴いてくれました。紙芝居の持つ魅力のおかげですね。アナログの世界ですが、人の生の声をとおしてお話を聴くことはやはり、きっと心地よいことなんだと思いたいです。

童心社 紙芝居「てんぐのはなくらべ」より