7月から おはなし会を復活します。

7月から おはなし会を復活します。

〇 定例 たねっぽ おはなし会 ※今月も、事前にお申し込みをお願い致します。

 (感染予防のため、各回とも3組までとさせていただきます。)

期日 :

0,1才       7/ 6(火),20(火)

1,2才       7/13(火),27(火)

3~5才     7/10(土)

時間 : 各日 11:00~

〇 定例 大人のおはなし会  ※今月も、事前にお申し込みをお願い致します。

(感染予防のため、5名様までとさせていただきます。また、予定の変更もあります。)

期日 : 7/12(月)14:00~  ※今回からは、開始時刻が前回とは違っています。

(茶菓代 200円)

父の日に「かめまんねん」

6月第3日曜日(20日)は「父の日」。自分の父親(77才)へ絵本をプレゼントしたいとのことでした。

子どもさん、つまりお孫さんもいらっしゃるようでしたが、「敬老の日」ではないので、おじいちゃんの物語などではなく、『父』を強調されました。確かに、高齢というくくりで選ぶのではないとなると・・・

あれこれ、思い浮かべているうちに、お客様ご自身で「かめまんねん」を選ばれました。

ゆるり、ほっこりして、ちゃんとオチもあり、楽しい絵本なので、安心・納得できました。

聞けば、お父さんの名前に亀がつくそうで、おめでたい名前らしいです。

お父様が読んで、にんまりされるもよし、お孫さんに読んであげるもよしです。

文研出版「かめまんねん」より

お誕生日のプレゼントは。

小学1年生のお孫さん、7歳のお誕生日だそうで。

離れていて、今は会えないので、お誕生日のプレゼントを贈りたいとのこと。

沖縄で生まれたので、沖縄に関する絵本があればとリクエストがあったので、「いのちのまつり ヌチヌグスージ」をおすすめしました。ヌチヌグスージは沖縄の方言で『命のお祝い』という意味。話の内容はご先祖様からつながった命の話ですが、絵本のあちこちに沖縄らしさがあり、ほっこりします。

そして、「だってだってのおばあさん」。小学1年の教科書(光村図書)にも、載っていますが、音読すると、7,8分はかかります。教科書で出会う前に、絵本で味わってほしいなとの思いです。ポジティブになれる絵本です。

それから、「なぞなぞはじまるよ」。絵の中にヒントや答えがあります。周りの人を巻き込んで、楽しんでほしいと思います。そして、「サイモンはねこである」小さな猫のサイモンが「僕たち似てますよね」といったのはトラやライオン。果たして?

4冊の絵本のうち、7歳の女の子の心に響くのはどれだろう。時期は、ずれてもいいので、どうか目を通してくださいね。おじいちゃん、おばあちゃんの想いも届きますように。

「このへんで」

「行ってきます」の合図が「この辺で」。黄色いランドセルの1年生は大人のようなセリフを言う(もう結構ですのニュアンスで)

今日は雨。にもかかわらず、7,8メーターほど進んで、傘を回して振り返ってはバイバイと手をふるから、しばらくは見届けをやめられない。毎朝の登校風景。

金曜日は、「もう体力はゼロです。」という感じでへなへなになって帰ってくる。でも、おやつを食べながら、学校の話をいっぱいして、元気をとりもどすことができる。それから プールバックをもって、スイミングのバスに乗り込む。よく頑張るねぇ。えらいえらい。

孫は素直にほめたくなる。

福音館書店「およぐ」より

「どっちもどっち」

残念な気持ちと嬉しい気持ちが半分ずつあるから、「どっちもどっち」なんだよ。と登校前。

月曜日はこれまた微妙な曜日だからね。

ということで、ボクの体の中に住んでいる『神さま』の名前は「どっちもどっち」と命名。

エネルギーは無限じゃないけど、気の持ちようということもある。

「どっちもどっち」の神さまが折り合いをつけて、見守ってくれるだろう。

スイッチONで月曜日を楽しもう。

小学館「コんガらガっちあっちこっちすすめ!の本」より

「たねぽけっと」おはなし会中止のお知らせ

新型コロナ対応の緊急事態宣言が、6月20日まで延長されることが決定されました。よって、6月の「たねっぽおはなし会」と「大人のおはなし会」を中止することとします。

とても残念ですが、ご了承ください。

緊急事態宣言解除後に、おはなし会再開のお知らせをします。1日も早い収束を願うばかりです。

皆様、どうぞ、健康に留意しながら、安全にお過ごしくださいね。

 

なお、お店は通常営業しております。どうぞ、御利用くださいませ。

「すてきな 三にんぐみ」はロングセラーの絵本です。

でも、私にはどうしても、受け入れられない言葉やシーンがあって、お話会で読むこともなければ、人に勧めたことがありません。

それは、

『すてごや みなしごを どっさりと』というページです。

 

ステファニーちゃんをだいじに抱える泥棒の顔は優しそうだし、

集められた箱車の中の子どもたちは陽気そうにもみえます。

そして、結果、人助けのハッピーエンドです。でも・・・

自分やわが子が、箱車の中にいれられているとしたらと考えてしまうのです。

それに、身近に施設で生活している子どもたちを知っているので、使えない言葉です。

 

それから、おそろいの あかいぼうしに あかマントもイヤだな。

 

絵本のデザインは面白いし、帽子やマントは黒と赤の対比だろうと思うのですが。

これほどのロングセラーでも、やっぱり私は受け付けないなぁ。

 

しかし、絵本セラピストの岡田達信さんが「もしかしたら、この三人組も孤児だったのかな?」と書いておられましたが、そう想像すると、小さな女の子を連れて帰るシーンも、さらに孤児院を作るという壮大な計画もわかる気がして、腑に落ちました。

でも、やっぱり。です。

偕成社「すてきな 三にんぐみ」より

「よそうがいのてんかいだね」

「予想外の展開だね」小学1年生には漢字だと読めないし、もちろん書けない。

でも使える。まあ、それなりに。

ママの車が左から来るか、右から来るか、それを予想したら、はずれただけのことだけど、さらっと「よそうがいのてんかいだね」とわざわざ難しい言い方をしたかと思えば、接尾語に「おなら」をつけたがる1年ボウズ。

今日は雨。帰りに雨があがっていても、傘をわすれないでね。

講談社「きもちをつたえる ことばのえほん」より