いもほり、かいほり、たけのこほり

芋掘りは、ウチの子どもたちが保育園や小学校の頃、秋の恒例行事で台所がサツマイモだらけになるくらい。貝掘り(潮干狩り)はワタシ自身が子どものころ、おばあちゃん家の前の海(名島)でアサリ貝がザックザックとれていた。大潮だと今でも行きたいなあと思ってしまう。タケノコ掘りも子どもたちが小さい頃、知り合いのウチの竹山で体験させてもらった。タケノコ掘りが一番ワイルドかな。

今はもっぱら、スーパーで買ったり、お友達に頂いたり。

畑で採れる物、海で獲れる物、山で採れる物。自然と上手に関わりながら、その恵みをいただきたいですね。小さな子どもたちよ、魚は切り身で泳いでいるわけじゃないよ。

福音館書店「ふしぎなたけのこ」より

バスケ少年

練習終わりに自転車軍団がお店に寄ってくれた。6年生ばかり5人。2人は顔を知っていたが、他は初めての子たち。一人の子が『おつきさまこんばんは』の絵本を見て、「これ、小さいときに何十回も読んでもらった」と懐かしそうに言うと、別の子は「『三びきのやぎのがらがらどん』がめっちゃ好きやったぁー」と。あれやこれやワイワイ、ガヤガヤになりかけたら、「おつきさまこんばんは」の子が「声が大きいって」と制してくれた。お店を出る時は「ありがとうございました」とあいさつ。礼儀正しくてさわやかなバスケ少年たち。次の日も試合があると言っていた。全員がレギュラーじゃないかもしれないけど、がんばってね。

福音館書店「おつきさまこんばんは」より

福音館書店「三びきのやぎのがらがらどん」より

いっしょがいいね。幸せ時間。

昨日は、塩浜集会所で第4回「絵本とリトミックで遊ぼうの会」を行いました。10連休の微妙な日程(博多どんたくの初日でもあり)でしたが、6組9人の子どもたちが参加をしてくれました。おはなし会でも顔なじみのメンバーで、親も子も名前を呼びあえるのはうれしいことです。

大型絵本は「パパ、おつきさまとって」。もし、子どもにそう言われたら、パパさんどうします?答えを考えておいた方がよさそうですよ!!

もう一つは「おめんです2」こどもたちが大好きな仕掛け絵本です。

パネルシアターは「あるひあるとき」と「すいすい水族館」。マリンワールドいきたくなるねぇ。

今回のリトミックはエリックカールの「できるかなあたまからつまさきまで」。パパさんもママさんも大きく身体を動かしてもらいました。

最後は布あそび。オーガンジーの透ける布で、そよ風、大風、つむじ風などを感じて遊びました。

今回も子どもたちとママさん、パパさんのおだやかな笑顔がたくさん見られて良かったです。

また、次回をお楽しみに。

 

雨の日に読みたい絵本

昨日も雨模様の一日だった。前日からの雨で、梅雨には早いけど、何となく雨の本を並べていたら・・、早速、雨の本をいくつか選ばれている女子大生さん。聞けば、6月に幼稚園実習があるとのこと。

雨のシーズンは外遊びが出来ない日が多くなるけど、雨の日にしか、出会えない体験もきっとあると思うし。(トトロはちょっとムリかもしれないけど?)雨の絵本もすてきなのがいろいろです。

どうぞ、実習がんばってくださいね。あなたの笑顔ならきっとだいじょうぶ!!

彼女が選んだ一冊から。

福音館書店「あめのもりのおくりもの」より

ふみきりカンカン、鉄っちゃんじゃないけど。

朝の散歩で見つけた看板。へ~そう言うんだ。それは「かまぼこ型踏切」。真ん中が盛り上がっていて、大型車は通れません、というもの。確かに車が通っているのを見ると、軽自動車もグイ~ンと波打っている。ちなみに踏切の名前は上湯踏切。危険です。っていってる割にはやんわりしたネーミング。

金の星社「せんろはつづく」より

この木なんの木

新緑が美しいこの季節。塩浜海岸(和白)のせんだんの木も新芽が初々しい。古木と思われるような幹から、春になるとこんなにも美しい新芽!! おばあちゃんが孫娘を連れて歩いているような?

自分が住む街に、自分が好きな木があるといいよね。歩いていけるところか、自転車で行けるところぐらいに。そして、それをできれば子どものうちに見つけたい。

佼成出版社「おじいちゃんの木」より

ふたを開けたら・・・

先日(4/20)絵本屋さんのピアノミニコンサートを行いました。

えほんや「たねぽけっと」は一周年を迎えられたことに感謝し、いつも「たねっぽおはなし会」に来てくれる小さなお友達とママさんたちをご招待しました。おひざでだっこの1,2歳児、果たして? 自宅の狭いスペースだし、初めての場所だし。やんちゃなお年頃だし。

やっぱり。

思ったとおり!! ちいさなお友達は生ピアノの音をしっかり聴くことができましたよ。

始めに、いつもの手遊びうたをピアノ伴奏でやったあと「エリーゼのために」「トルコ行進曲」と続けて演奏。

絵本の「あめふりくまのこ」。ペープサートで「犬のおまわりさん」。指人形で「アイアイ」と歌って。

次にジブリの「となりのトトロ」をしっとりと。ここでDAIちゃん(1歳)はオネム。スヤスヤ。

そして、いよいよグランドピアノのフタを全開にして「見においで~」鍵盤の上をぱらぱら動く指も「見においで~」で幻想即興曲:ショパンを演奏してもらいました。

ピアノ演奏は香月教子さん。こどもたちのために曲はすべて2分程度に短縮し、音量もびっくりしないようにセーブするなど、細かく配慮してもらいました。先輩、感謝です。

店内に子どもたちのすてきな表情の写真を掲示しています。どうぞ見に来てください。(カメラマンは下澤ママさん)

写真は演奏者の側にきて、聴いたり見たりの様子。

花の色、雲の影。

「巣立ちのうた」の冒頭の歌詞。なにげなく歌っていたけれど、『これか~』と思った。

鏡山の展望台から、虹の松原を見たとき、松原の上に黒い影ができていた。空は真っ青だったけど、所々うっすらと白い雲があって、雲の流れと一緒に影が移動していた。おぉ。

この歌詞、めっちゃ、壮大じゃん!!

◯◯中の卒業式でこの歌を感動的に歌ってくれた当時の中学生たち、歌詞の意味わかってなかったよね。今さらだけど、ごめんね。 いやぁ、わかってた?

前日に「もこもこ雲」がキーワードになった小説を読んで、雲が気になった一日でした。

講談社「空の絵本」より