「おしょうさまにききなされ」

今日は小学校の読み聞かせの日。お昼休みの図書館に15、6人の子供たちが集まってくれた。

3人のボランティアで25分ほど。はじめに読んだのは「かえるをのんだととさん」。腹いたを起こしたととさんが「かかさんや」と尋ねるとかかさんは「おしょうさまに ききなされ」と答えます。和尚様の答えは?  何を飲まされるのか、ワクワクどきどき。繰り返しの台詞も楽しい。「おしょうさまにー」で目の前の女子に「ン?」と促すと小さな声で「ききなされ」と答えてくれた。そのまた次の台詞ではみんなにブレスで合図を送ると「おしょうさまに ききなされ」と唱和してくれた。ちょこっと参加型にするとお互いに楽しい。結末には笑い声もあり、やっぱり昔話っていいな。

福音館書店「かえるをのんだととさん」より

えんぴつで百人一首

昨日の定休日は運転免許更新、美容室、母の老人ホームでの入浴介助のミッション遂行。

平日の運転免許試験場はスカスカだった。5年前までは日曜日に行っていたので、すごい行列でストレスだったのに。美容室も雨のせいか、スムーズだった。そして、母のところへ。持って行ったお土産は「えんぴつで百人一首」という練習帳。92歳の母の気持ちはネガティブだったり、ポジティブだったり日々変わるのだけど、今日のお土産は吉とでた!「ようと覚えとらんけど」と言いながら、声に出して、いくつかの歌を詠んではまんざらでもない様子。「こりゃ、毎日、やってもだいぶ時間がかかるね、長生きせないかんね」と。よかったよかった。帰ったら、家の料理長がシチューを作ってくれていた。いい一日だった。

ちなみに、「えんぴつで百人一首」はウチの絵本やでは扱えない、残念!!

ポプラ社「えんぴつで百人一首」より

お気に入りのおもちゃは。

うちの長男が1歳のころ、お出かけの時にもバックに入れて、持って行ったのは、黄色の細長い積み木。なぜかお気に入りで、手に持っていると落ち着くらしかった。現存してはいるが、かじった後もあり、色あせている。木のおもちゃは温かくていい。大きな木馬もあった。あまり、長くは使わなかったけど。

プラスチックだけどよく遊んだおもちゃは電話機。長男の時はまだダイヤル、次男の時はプッシュホンにかわり、長女、次女の時は携帯もどき。レジも大好きで、2台目はバーコードをピーッと読むもの。姉妹でお店屋さんごっこをしてよく遊んでいた。ごっこ遊びは必ず相手が必要。母親だったり、兄弟だったり、お友達だったり。一人遊びでできない事もないけれど、お店屋さんごっこには客さんがかかせない。「買いにきて」とよくせがまれたものだ。

 

ご近所のSAWAちゃんの好きなおもちゃはこれ。音が鳴る積み木。持って振るとちりちりと優しい鈴の音がする。積み上げて、ガシャンと倒すのが楽しいよね。

 

ひょっこり、ケンタッキーおじさん

かっぷくのいい白いおひげをはやしたおじさん。

ダレ?

同級生の・・・ごめん、わからん、ほんとにごめん。

誘われても誘われても、同窓会に行ってなくて。名前を言われれば坊主頭の彼の顔は浮かぶけど、目の前のケンタッキーおじさんと繋がらない。となりですてきな奥さんがにこにこ笑っている。

その日の夕方、やはり同級生から、「絵本屋のこと宣伝したら、行くって言ってたから、そのうちケンタッキーおじさんみたいな〇〇〇〇君が訪ねてくるかも」とメールが来た。『はやく言ってよ~』

懐かしい話のあれこれ、一気に15才の頃に戻ったひとときでした。

 

桂川町老松神社の獅子舞。子どもの「まわり打ち」の5色のたすきと鼻すじの化粧は今も記憶に残っています。同級生の少年たちがとても凛々しく見えたものです。やっぱり、ケンタッキーおじさんとは繋がらない。ごめん。

桂川町PR動画より

ぴょこぴょこぴょん

昨日の福岡は雪が降ったり、雷が鳴ったり、めまぐるしい天候でしたね。

午前中の晴れ間に来てくれた5歳児のるなちゃん、6ヶ月の妹のなっちゃん、そして1歳9ヶ月のみぃーちゃんで、お話し会をしました。みぃーちゃんは初めてのご来店でしたが、笑顔をいっぱい見せて参加してくれました。

年齢幅があり、絵本の選択がむずかしかったのですが、「ぴょーん」を読んだ時のこと。るなちゃんはお姉ちゃんなので、自分でうさぎになったり、バッタになったりしてジャンプ。なっちゃんはじいじとご機嫌にぴょーん。そして1歳9ヶ月のみぃーちゃんのぴょーんは??

パパやママのお膝から離れて、絵本をチラ見しては自分で片足『ぴょこぴょこぴょん』でした。思わず、みんなで拍手。そのうちスキップも上手にできるようになるかも。でも、まだまだパパさんやママさんからぴょーんしてもらうのも嬉しい年頃ですよ!

ポプラ社「ぴょーん」より

ものは試し、第1回目

何事も第1回目というのはどきどきするものです。今日は「大人のためのお話し会」を開きました。

時間の都合をつけて7名の方が参加してくださいました。

始めに「22の色」という色と名前をあらわした絵本を読み、次に詩集の回し読みをしました。短い文章に、共感するものがあり、みなさん小さく頷いて「ん~」。

そして、何冊かチョイスしておいた絵本を自由に見てもらって、何人かの方に読んでいただきました。

昨日の満月『スーパームーン』を受けて「きょうはそらにまるいつき」では人に読んでもらうと、月がどのページにも同じ場所に描かれていて、納得でした。好きな絵本でも気づいていないことがあったりします。

「旅館すずめや」や「こんこんさまにさしあげそうろう」など季節感のある和のテイストの絵本を。人から読んでもらうと、心にしみわたりますね、ほっこりした時間でした、と感想をいただきました。

絵本は子どもだけのものではありません。大人は忙しいけれど、少しの時間でも、こどもや孫と一緒にまたは一人でもしみじみと絵本の豊かさを味わいたいものです。次回の開催日は未定ですが、是非2回目を行いたいと思います。お楽しみに。

白泉社「旅館すずめや」より

みんなやわらかい笑顔でした。

第3回「絵本とリトミックであそぼうの会」を塩浜集会所で行いました。

今日は抱っこ組が3組、あんよ組が5組。10人の子どもたちとママさん、パパさんやおばあちゃんの参加もあり、うれしかったです。今日は大泣きする子もいなくて、しっかりお話もきけて、すごいなぁ、子どもたち。

実はやはり、なんだかんだ心配もしたわけですよ。今日は座布団を並べたので、座布団ですべってころりんしないかな?とか、初めての場所で泣く子がいるかもとか。でも、大丈夫でした。

みんなお名前呼びの歌のときから、ひとりひとり、あたたかい拍手をもらい、「ボクはここにいるよ」「ワタシのこと!?」と子どもたちはとてもほこらしげな顔。わらべ歌の「おもちこねこね」ではママやパパにぎゅうってしてもらってうれしそうでしたね。

「はらぺこあおむし」ではちょうちょうがひらひらとんできたり、パラバルーンでは風船もふわりふわり。今日はとってもカラフルでしたね。

私的には「ぞうさん!」のうた(作曲:平田明子)で、「りんごたべたのだーれ」「ぞうさん!」と声を出してもらって、掛け合いの歌ができたことがよかったぁと思っています。それから、「えほんすきなのだーれ」でみんな「はーい」と手をあげてくれてありがとーね。