男の子だけれど・・と言わないで。

男の子でも女の子でもいい絵本には引き込まれます。それが、「こんとあき」。

表紙が女の子だと、女の子向けかな?と思われがちですが、そんなことはありません。

『あきちゃん』を自分に置き換えると、はらはら、どきどきします。

3才の男の子が、コンのぬいぐるみを見つけて、「コン!!」

「男の子だけれど好きなんです」ってママ。

いやいやいや。男の子にも、読んでほしい絵本です。林明子さんファンのママが優しく読んであげているのでしょう。すてきです。

 

でも、正直に言うと、つい女の子に多く勧めている自分がいます。男の子には車や電車を勧めたり。

大いに反省です。

 

大人のお話会の実施日追加について

お休みしておりました、大人のお話会を3/8(月)から再開します。

うれしいことに、3/8(月)は5名様の申し込みがあり、満席となりました。

それで、3/15(月)にも設定することにしました。

 

お申込みお問い合わせは、お電話、メール、LINE等でおねがいします。

また、お店でお気軽に 声をかけてくださるとうれしいです。

どうぞ、ご参加をおまちしております。

 

気になる絵本、ご紹介されたい絵本など、ご持参されてください。もちろん、手ぶらでも全然かまいません。

知っている ということ。

これは? 「かめさん‼」

2歳児さんくらいに絵本を読んでいると、『知っている』『わかった』その瞬間に体がぴょんと反応しながら答えてくれることがある。クイズ番組のピンポーンと同時に答えるみたいに。

知っている ということが、とっても嬉しくて、褒められるとまたうれしくて。こうして、言葉を獲得し、知識を増やしていくのだろう。

 

最近は、思い出せない言葉やことが次々にあって、自分にがっかりだ。新しい言葉に出会ったときや感動した時は、無理にでも、ぴょんと体を浮かしてみようか

幻冬舎「うしろにいるのだあれ」「うしろにいるのだあれ うみのなかまたち」より

雪だるまが 持っている花は?

お話会では、ママさんたちも離れて座られるので、子どもたちもほどよく離れています。始めだけはね。

お話会を少人数の予約制にしてからは、その子なりが少しは分かるので、できるだけ、子どもたちが興味を持っているものと新しい分野のもの、そして、季節ものを事前準備する。ソーシャルデイスタンスの意味もあって、離れていても見えるように『Big Book』も積極的に使っている。

でもー、小さい部分に気づいたり、迫力があったりで、結局はでっかい絵本に近づいてくるのでした~。

今日は2,3,4才の3人。それぞれの興味関心が違うので、バランスを取りながら、プログラムを考えたつもり。ちょっと盛りだくさんだったかな

 

「たんぽぽ」甲斐信枝

「くれよんのくろくん」なかやみわ

Big Book

「くだものいろいろかくれんぼ」いしかわこうじ

「でんしゃでいこう でんしゃでかえろう」間瀬なおかた

★やまのえきで雪だるまが持っていた花は、うみのえきの菜の花です

「きょうりゅうのおおきさ」

★4才児さん、ほとんどの恐竜の名前を言えました。すごい!

 

3月のおはなし会

3月のおはなし会を以下の日程で行いたいと思います。

〇 たねっぽ おはなし会

 新型コロナ感染予防のため、各回とも3組様までとさせていただきます。)

期 日 :

0,1才 3/2(火), 16(火)

1,2才     3/3(水), 17(水)

3才~     3/13(土), 27(土)

時 間 : 各回 11:00~

※今月も、事前にお申し込みをお願い致します。

 

〇 大人のおはなし会 (茶菓代200円)

新型コロナ感染予防のため、各回とも5名様までとさせていただきます。また、予定の変更もあります。)

期 日 : 3/8(月)

時 間 : 各回 10:30~

※今月も、事前にお申し込みをお願い致します。

歌うと泣けてきます。

ニジノ絵本屋「そしておめでとう」より

卒業ソングは数あれど、親又は先生からの卒業メッセージの歌はあまりないように思う。

この曲は明らかに、「おおきくなったね~」感無量の親や先生の思いが伝わってくる。

0才からの保育園だと6年間、我が子を思い出しても、今年、卒園の孫を思っても、歌いながら泣けてきます。

それにしても、このご時世、卒業式や入学式などのお祝いの行事が滞り無く行われますように。

そして、幼い人たち、若い人たちの希望の春でありますように。

今から、大きな音がしますよ。ゴ~~ン♪

動いてもらっても、時々合いの手を入れてもらっても、大丈夫ですよ。ストーブに気をつけられてね。

お寺さんでの法要で、幼児(1才)の参加に対しての配慮がやさしい。

更に、お経が始まってすぐに、「今から大きな音がしますよ」と、わざわざ予告してくださった。急に大きな音がするとびっくりすることがあることを想定してのこと。確かに、ゴ~~ンで孫は目が丸くなった。

そして、お言葉に甘えて、なんと南無阿弥陀仏を聴きながらの歩行練習おかげで、初めて2歩、3歩と歩くことができた。ひいおばあちゃんと優しいご住職に見守られて、母の命日が孫の『あんよ記念日』になった。

 

記憶に残るということ

中学3年のざわついた教室に、自習監督の若い女の先生がはいってきた。非常勤の先生で学年担当でもなかったので、みんな知らない。社会担当らしいが、社会のある日でもなく、課題もだされてなかった。すると、その先生は「では本を読みます」とかなんとか言って・・・えー!みんな聞くわけないやん。このクラスで自習万歳の時間に、と内心思ったが、どういうわけか、やんちゃな男の子たちもなんだか神妙に聞き入り。静かなその朗読の声がちゃんと聞き取れるのは、奇跡だと思った。だから、とても、記憶に残っている。その本の題名は森鴎外の「高瀬舟」。

○○中学校始まって以来の最低最悪だと校長先生は学年集会で言ったけど、クラスのほとんどの生徒がこの「高瀬舟」を聴くことができた。やっぱり、奇跡だ。

教科書以外の本を先生に読んでもらったのは、この時が初めてだった。そして、この1回だけだったように思う。