「ただいマンゴー」といったら?

「おかえリンゴー」っていうんだよー。

「ハイハイ、おかえりんご。」

 

先日のこと。

バス停から我が家へ帰る途中、ちょうど、留守家庭子供会からの下校時間になった。

小学校の校門前で、顔なじみのおじいちゃんと甲高い声でしゃべっているのは、ああ、やっぱり。

 

「あー!!おばあちゃん」マスクの顔が笑いながら近づいてくる。

「あー、お宅のお孫さんね。」校門近くで見守り、声かけをしてくださる地域の方で、有難いなあと思う。

 

「え?こっちが近道じゃないの?」

「僕は畑の横を通るんだよ」と。「なるほど、そっかぁ」

 

いつの間に?

手をつないで、ぷらぷら。

いつまで、手をつないで、歩いてくれるだろう。

あと、少しかな。

マーク・スペアリング「手と手をつないで」より

月曜日の朝日

月曜日、まぶしいくらいの朝日はなんともありがたい。洗濯物をいっぱい干したり、花に水をやったり。どんより始まるより、ずっと幸せな気分になる。

しかし、今日という日は思い起こさなければならない。27年前の阪神淡路大震災のことを。私は職員室のパソコンやテレビでこのニュースを見た。まだ、全貌がわかっていない段階だったが、大変なことが起きているという印象だった。

そして、思った。もし、身近でこのような災害が起こったとしたら。すでに保育園や小学校に行っている我が子を迎えに行けないのだと。

東日本大震災では多くの子どもたちが学校で犠牲になった。

先日、豪雨災害で、学校で生徒と一緒に夜を明かした先生の話を聞いた。判断を迫られたときの緊張感が伝わってきた。せめて、自然災害に対する備えと命を守る心構えを今一度だ。

浅沼ミキ子「ハナミズキのみち」より

「せーのっ!せーのっ!」

タイミングを取るための掛け声をマスターした2歳児さん。

アンパンマンのボールを投げるとき。段差を飛び降りるとき。実にこの掛け声が効いている。

先日、ゴミ箱にゴミを捨てるときも「せーのっ」ってやっていた。だれか、大人が教えたかい?

ママは首を振ったけど、え?だれ?だれ?

ええたまいっちょう

くすのき しげのり「ええたまいっちょう」より

ぼくのなみだ、オッケイ?

長期の休み明けの日って大事。親子共々、多少なりとも緊張する日だ。

3学期のしょっぱなの日、あれれ~。涙でぐしゃぐしゃの顔。「学校休むー」って。

お婆の家に連れて来られても困るなぁ。体調は悪くなさそうで、裏事情があるらしい。

時間がない、遅刻もさせたくない。「ルーム(留守家庭子供会)は休んでもいいから、学校は行こう。」と提案するとすんなり交渉成立。

要するに、朝のバタバタの中で何事か叱られたらしい(本人の言い分は十分にきいてないけれども)。

学校は嫌いなわけじゃないのは、非常にありがたいことだ。

今日は新しい係決めもあるとかで、気を取り直して、急ぎ足で学校の近くまで送る。振り向くと「ぼくのなみだ、おっけい?」と聞く。泣いた後がはっきりわかるけど「おっけい。大丈夫」と言っておいた。なんとか急がせ、ぎりぎりセーフだったようだ。

そして、お昼。けろっとして学校から帰ると「僕の3学期の係はねー」とうれしそうに報告があり、ママの作ったお弁当をきれいに平らげた。

まど・みちお「まどさんからの手紙 こどもたちへ」より