「ヤチュ」

本人は「ヤツ」と言ってるつもり。「○○するヤチュ」

3才児の言葉の獲得は、周りの人の言葉をまねることからと考えるならば、親だったり、保育園の先生が使っているということだろう。いっちょまえに「○○するやちゅだよ。うんそれそれ」てな具合に。

いっぱい、おはなししたい、だから、頭の中は高速で言葉を探している。言葉が見つからないときは、ママに、フォローしてもらいながら、「そうするヤチュだよ」

楽しいね、3才児。 弟として生まれて、ずっと弟の立場はかわらないわけだけど、見事にやんちゃで、お姉ちゃんに負けてなくて、ひょうきん。

でも、まだ、大人の言葉をそのまま信じる。「それは あめじゃなくておばあちゃんのお薬」っていったら、ほんとに信じて、これはおばあちゃんの「 お す く り だよね」って。心の中で「ごめーん」。 だって、ママが首を横にふるから、あげられないんだよ。飲み込んだら大変だもんね。

原案:みね よう  作:さいとう しのぶ 「あっちゃんあがつく たべものあいうえお」より

「逆上がり」

伊藤良子先生、お元気でいらっしゃいますか?

 

父の仕事は、一週間ごとの三交代制だったから、夕方帰ってくるのはいつものことではない。逆上がりのできない小1の娘のために、数日、小学校の運動場で練習につきあってくれた。それを職員室から見ていらっしゃった先生が、「やすこちゃん、お父さんといっしょに鉄棒の練習にきていたね」 と。

運動の苦手な私は鉄棒も跳び箱もきらいだ。

鉄棒のテストの時にうまく出来たかどうか覚えてないけど、そのときの通知表の体育は12年間のうちで一番よかった。相対評価なんて無い時代だったから、努力点だね。

やさしくて、きれいな伊藤先生、ありがとうございました。

お別れするとき、色紙に 「雨だれ 石をうがつ」 と書いてくださった。こころに残る初めての言葉だった。

それにしても、下の名前を「ちゃん」づけで呼んでもらっていたんだなぁ。今は男女とも「さん」づけだけど。

 

3歳の孫は足抜き? 5歳の孫は、難なく逆上がりができる。 保育園の指導と生まれ持った能力のおかげ。

ありがたいね。

作:新井 洋行  絵:嶽 まいこ 「すきなこと にがてなこと」より

「 時 」

月初めにいつも思うのは

あー、もう○月!! 時は着実に積み重なっている。

 

でも、もし、明日がこないとしたら。

わたしは 今日 あなたに何を伝えよう。

 

若い人にも 年老いた人にも 明日は誰にも 約束されていない。

 

小さい人の為に、時計の本を選んでいて、ふと、この本を読み返すことになった。

「最後だとわかっていたなら」

9.11同時多発テロのあと話題となった詩だ。

 

「ごめんね」や「許してね」や「ありがとう」や「気にしないで」を伝える時を持とう。

そうすれば・・・

作:ノーマ・コーネット・マレック 訳:佐川 睦 「最後だとわかっていたなら」より

Important

インポータント…高校の時の世界史の先生のあだ名である。

教科書の太文字を強調して、ここはモーストインポータントなどといっていたので、あだがインポータント。

世界史に興味をひかれることもなく、授業はちっともおもしろくなかった。なのに、あだ名だけは頭にのこっている。

今思えば、宗教改革のこととか独立運動のこととか、世界情勢に繋がる基礎を学んでおくべきだったとおもうけど。

「たいせつなこと」  The Important Book

グラスに とって たいせつなのは むこうがわが すけてみえるということ

そらに とって たいせつなのは いつもそこにあるということ

あなたに とって たいせつなのは あなたがあなたであるということ

 

あれ?世界史の先生の名前はなんだっけ?

作:マーガレット・ワイズ・ブラウン  絵:レナード・ワイズガード  訳:うちだ ややこ 「たいせつなこと」より

「調理器具」

我が家のキッチンに新しい調理器具がやってきた。

その名は「ブレンダー」

ミキサーやフードプロセッサーはあるけど、ブレンダーはもってなかった。

早速、タマネギをバターで炒めて、水を加えてコンソメをポトン。クツクツ煮たら、牛乳を加えて、

さあ、ブレンダーの出番!! ブイーンと回せば、あっというまにトロトロのポタージュの出来上がり。

孫にも評判よく、おいしいと言ってくれた。ほほー。いいじゃん!!

かぼちゃや人参のポタージュなどなんでもござれ。離乳食なんて簡単にできちゃう。 これから嚥下が難しくなったときの老人食にも有りかも。

野菜やフルーツのスムージーも ちょっとおしゃれにできる。

しばらくは あれこれ 喫茶NISHIZAKA OPEN

小松菜とキューイとパイナップルのスムージーは身体に良さそうだけど、イチゴヨーグルトのスムージーの方がおいしかった。

作:彦坂 有紀 もりと いずみ 「スープになりました」より

「幸せクッキー」

クスリの影響で味覚がかわってしまったことがあった。

シュークリームもケーキも大好きだったのに、口にできない。全く信じられないけれど本当のことだ。

塩味のものなら少し食べられたから、おせんべいはよかったけど、クッキーもだめ。

あの頃を卒業して、今は何でも食べられる。食材もほとんど大丈夫だし、甘いお菓子も和洋問わず、何でもあり。

なんと幸せなことか!!母の日にもらったクッキーは今までで一番おいしい。幸せは一枚のクッキーから・・・

お花も嬉しいけど、紅茶といっしょに頂くクッキーはたまらなくおいしかった。

個包装のくまのクッキーをおやつにあげたら、「ママに持って帰る」って、なんとやさしい孫よ。

ぺろっと食べちゃえばいいのに。

作:かこ さとし 「からすのおかしやさん」より

「三苫海岸の赤岩」

三苫のみなさん、覚えていますか?

三苫の海岸に、こんな大きな赤岩があったのを。

 

今は浸食されて、潮の満ち引きで、小さな姿を現すこともあるらしいが。

ビデオを探してみると、あったあった。赤岩に登っている娘達の姿が。

1998年 夏

この日はまだ、成犬になっていない、やんちゃなゴールデンレトリバーと一緒に海岸で遊んでいた。

テンションの上がったわんこがじゃれつかないように,娘たちは赤岩に登っていたのだ。上の二人のお兄ちゃんたちは力一杯、犬と戯れていた。家族の頭文字を集めて名付けた、キャッシーという名のこの犬とはわずか1年半で分かれることになった。悲しくて悲しくて。 長男高一,二男小六、長女小四、二女小一の冬のことだった。

赤岩の思い出はちょっとせつない。

「大人もこどもも」

絵本も紙芝居もリトミックも

こどもだけでなく、大人も一緒に楽しみましょう!!

というコンセプトですが、今日は小さいお友だちから小学生まで、年齢の幅が広かったので、さすがに、プログラムが少々でこぼこしてしまいました・・・でもでも、子どもたちだけでなく、パパさんやママさんの笑顔がたくさんみられたのは、よかったかなと思います。大人の笑顔は子どもたちを安心させ、子どもたちの笑顔は大人たちを幸せにします。

参加してくださった皆さんありがとうございました。また、次回もお待ちしています。