きっと知らない

ありがたいことに、中学の同窓生がお店を訪ねてきてくれた。

先日、「F君にもメールで伝えといたよ」と中学時代の親友から知らせがきていたので、もしかしたらとは思っていたが、ご夫婦でかわいいお孫ちゃんを連れてご来店。

名前を言われて「やっぱり!!」

「中2で転校したけど・・・」 ありゃそうだったの?

私は中学生だったF君のことを知っている。顔と名前と部活と。でも一方的に。

なぜなら、友だちから、しょっちゅう、F君の名前を聞かされていたから。

でも、私は同じクラスになったことはなかった。

はて? 彼はわたしのことは知らないのでは??

そりゃそうだ。なんの接点もないのだから。旧姓も、あぁ、きっと知らない。

と気づいたのはお客さんが帰えられてから。

 

「友だちが絵本屋始めたから、行ってみて」のリクエストに、同窓生つながりで来てくれてありがとう。今後お見知りおきを!

同じ学舎で過ごしたのは半世紀も前のこと。同郷というだけで懐かしく話ができる。

これってすごいなぁ。

 

なつかしい気分になると、くどうなおこさんの詩が読みたくなります。

童話屋「のはらうたⅠ」より

あとからマース

早朝の散歩は高齢者っぽい方が多いです。私たち夫婦はポテポテ歩きますが、颯爽と早歩き、もしくはジョギングの人も。すれ違う時には、どちらからともなく「おはようございます」の挨拶。

お散歩同士だとゆるりと丁寧に。ジョギングの方にはお互い「ま~す」ぐらいしか聞こえないし、「ま~す」しか言ってない。先日のおひげのおじいさんは矍鑠(かくしゃく)として背筋がピン。でも足元は一歩一歩という感じ。挨拶してもお返事がなく、聞こえづらいのかあと思っていると、通り過ぎて、背中から「ま~す」が聞こえてきた。ほっとして、ちょっとおかしかった。

偕成社「ごあいさつあそび」より

祈りの日

沖縄「慰霊の日」によせて

 

すべての いのちが

かみさまが くださった じかんを

せいいっぱい いきて かがやく

それこそが

「へいわ」という たからもの

この かわいい ても

いつか かあさんのてを つつみこむほど

つよく おおきくなるでしょう

その てが

どうか

銃などにぎりませんように

 

岩崎書店「おかあさんのいのり」より

ひまわり咲きました。

お客様から「ひまわりが咲いたよ」の報告がチラホラきかれるようになりました。

嬉しいです。

たねぽけっとのお店の前にもパッと開いているのが6本。蕾が4本。とても元気です。

 

ひまわりの花言葉は『憧れ』『あなただけを見つめる』

向日葵は花が太陽の方向を追うように動くことに由来します。花言葉もこの性質にちなみます。ただし、太陽を追って動くのは成長が盛んな若い時期だけで、完全に開いた花は 東を向いたままになります。

・・・だって。

なんだかなぁ

パパはウルトラセブン

戦隊物つながりで宮西達也さんの絵本「パパはウルトラセブン」のご紹介。

一生懸命子育てをするウルトラセブンの話。

子ども向けというより、新米パパ向けの絵本ですかね。

パパの教え、や、パパはゆるさない、パパのありがとう、など。

パパはこうありたい!

Gakken「パパはウルトラセブン」より

琉神マブヤー

先日、ウルトラマンの種を紹介しましたが、沖縄には最強のヒーロー、『琉神マブヤー』が存在していることを忘れてはなりません。

沖縄を心から愛し、守りぬくマブヤーに、ちびっ子たちは力一杯声援を送ります。

そして、1才8ヶ月で、このポーズ!

4才のお兄ちゃん共々、正しいポーズかどうかはわかりませんが。

ウチナーグチでしゃべるハブデービルも、愛すべきキャラクターをしていました。

ウルトラマンの種

那覇市国際通りの公設市場にほど近い小さなお店でみつけた。

『ウルトラマンの種』

頭がとんがったところはウルトラマンに似ている。

いや、ウルトラマンだ。

種をまいたら、ウルトラマンの芽が出てくるに違いない!

   

サキシマスオウノキの実らしい。

キコキコ

レバーをキコキコ回すと赤い庇がでてきます。

南側の大きな窓の上に、いったい何屋さん?という感じの赤いひさしがつきました。

お店屋さんっぽくしてみたかったので、メニューボードも置いてみました。

今月はおすすめの「雨の絵本」を紹介しています。

もともと人通りが少ないのに、足を留めた人が??何屋さん?ってな感じなので、ちょっと進化させてみました。

子犬のお散歩の方は抱っこでどうぞ!

「どこへいくの」

朝の散歩(Aコース)で打ち寄せる波を見ていて、

んーっ、どこかに答えが書いてあったゾ。

と思い・・

『かぜはどこへいくの』という本の中で

男の子が聞きます。

「なみは、くだけたら、どこへいくの?」

母親がこたえます。

「また、うみのなかへすいこまれて、あたらしい なみになるの」

昼と夜、風、たんぽぽ、道

すべての質問にやさしく、迷いなく母親は答えます。

男の子は思います。「おしまいになるものは なにもないんだね」

 

こんな風に答えられるおばあちゃんになりたいもんだ。

偕成社「かぜはどこへいくの」

 

ちなみにー 子どもたちが小さかった頃、

ウチのお父さんは、子どもたちからの質問には

必ず、「紙と鉛筆!!」から、始まり、長くなる予感を感じては微妙な表情を浮かべるのでした。