観音開きは楽しい

今日は2歳児さんのおはなし会。

絵本「スープになりました」(彦坂有紀・もりといずみ)、「とっくんトラックもりへぶぶー」(いわむらかずお)を読んだあとは紙芝居。

ぼくもわたしも知ってるんです! 紙芝居舞台の扉の開け方を。

もう2歳だから、小さな留め金を外して、右に左にそして上にも広げることができる。観音開きは楽しいのです。

ママたちからも拍手をもらえるから、得意気です。扉を開けると半分満足してしまうけど、これから紙芝居のはじまり、はじまり。

「かんぱーい」(とよたかずひこ)はグーのポーズで何度もかんぱーい。お友だちともグーで触れ合いました。今夜はパパの晩酌の相手も出来るかも。

「ポンコちゃんとばけめいじん」(ひろかわさえこ)は忍法のポーズで変身。ママさんたちのノリノリのご協力はありがたい。

年少さん向きの紙芝居は、わずか8場面でもしっかり伝わるのです。すごいなぁ、紙芝居って。

 

自分の好きな本を人に伝えるということ

昨日のおはなし会では、小学校2年生の女の子に絵本を読んでもらった。4歳の小さなお友だちのために、自分が好きだった絵本を持ってきてもらうように、前もってお願いしていたのだ。

偶然、ほんとに偶然にも好きな絵本が一緒だったのでママさんたちもびっくり。もちろん4歳児さんは、とてもしっかり聴いていた。仲良しのお姉ちゃんに大好きな絵本を読んでもらえるのですから。

目の前の小さい友だちのために、心を込めて絵本を読んでくれたので、よく伝わったと思う。大人の私たちも癒やされましたから。すてきな時間をありがとうね。

チャイルド本社「ぼくのたび」より

焼肉、やきとり、ラーメン

「おいし~い」の絵本を読む前に子どもたちの好きな食べ物を聞いた。10か月~1歳1か月の子供たちなので、リンゴやバナナ、卵料理。

絵本を読んだ後、ちなみにママさんたちが食べたいものは?と聞くと

真剣に「焼肉」「やきとり」「らーめん」。おうちごはんではなく!

ああ、この欲求わかります。コロナ禍でなくても、1歳くらいの子連れではなかなかですもんね。

ウチも子どもが小さい頃は、外食といえば おうどんやさんぐらいだったし・・・

今日のおはなし会(0,1歳)で読んだ絵本は「おいし~い」「コップちゃん」「いいおへんじ」

パネルシアターは「さかながはねた」「ぽんくんのともだち」

「たのしかったね」と言ってもらえて、うれしいです。

 

子どもたちのつぶやき あれこれ

絵本『うしろにいるのだあれ』(新風舍)から。

早く、答えを確かめたい、4才児さんの催促。「次のページめくって!」

パネルシアター『どうぞのいす』から。

10匹のリスを見て「パン2つしかないよ」と4才児さん。分けあって食べればいいんだよ。

パネルシアター『とんぼのめがね』からトンボをいっぱいボードに貼る1才児さん「ぺたんぺたん」

かぼすを差し出して2才児さん「かぼすです」。ありがとー。かぼすを知っているんだね!

 

気になるページ 大人のおはなし会から

内田麟太郎 作 nakaban  絵「うみべのいす」より

うみぼうずがうたっている。 「ちいさな はなが さきました~。」

佼成出版社「うみべのいす」より

 

ティエリ・ルナン 文 オリヴィエ・タレック 絵 平岡敦 訳

「いつか、きっと」より

流れる涙がある。それを見て子どもは思った。ほほよせ、抱き合うことをためらってはいけない。

いつか愛していると言えるようになろう。愛しているといわれたことがなくても。

 

そして、最後のページ

・・・・ここに生まれてこようと。

光村教育図書「いつか、きっと」より

 

他にビックブックで手島圭三郎作「おおはくちょうのそら」

ほっこり楽しい ペク・ヒナ作「天女銭湯」など。

絵本塾出版「おおはくちょうのそら」より

ブロンズ新社「天女銭湯」より

別腹おはぎ

最近オープンした「○○さんうどん」でランチをしたママ友さんのお二人。

「おみやげで~す」とおはぎを持ってご来店。

水曜日のおはなし会(1,2歳)に30回以上も通ってくださった、たねっぽファミリーさんです。

お子たちは3才、4才となり、幼稚園児さん。運動会のがんばりなど、子どもたちの成長が孫のようにうれしいです。

テンポのよいお二人のポジティブ会話で盛り上がり、「うどんやさんのおはぎ」をおいしくいただきました。幼稚園バスの時間に間に合うように、帰られましたが、子どもたちには「たねぽけっとでおはぎ」はきっと内緒だね。ごちそうさまでした。

講談社「もったいないばあさんのおいしいあいうえお」より

どんぐりカラーの3つぶたち

ベージュやブラウン系でコーディネイト、秋の装いばっちり。おしゃれな、なりたて1歳児さんたち。

早速、どんぐりコロちゃんの手遊び。

絵本は「おつきさまこんばんは」「どんどこももんちゃん」「ぷるんぷるんいいおかお」

パネルシアターは「秋のカバン」と「トンボのめがね」

小さなトンボを手渡すと、「ペタンペタン」とママさんの声をききながら、「ペタン」の発音ができるようになった子も。行動と発音(擬音)が結びついた瞬間だった!!すごいなぁ。

 

なんでもかんでも

なんでもかんでもタブレット!

これからは 子どもたちも一人1台の時代?

イカした70代と思われるジャズマンもピアノの楽譜がタブレット。楽譜をどっさり持ってこなくていいし、プログラム順に並べられそうだし、リクエストにもさっと対応できるし、便利だと思うが。

ただ、バロックの代表格のチェンバロにタブレットは似合わない。これはテレビで見たのだけど、思わず、えーっ!と声がでた。

譜面台の楽譜は紙であってほしい。使い込んだ紙面がいい。

ああ、これから、バッハもベートーベンも楽譜がタブレットになるなんて。

無料アプリを使って、楽譜をスキャンして、書き込みもできるらしい。

「絵本とリトミックであそぼうの会」で使えたら便利じゃん!!

いやいや、アナログ人間だからねぇ、ワタシには無理か・・・

 

そうそう、あまり、スマホをいじりたくないワタシですが、なんとインスタグラム始めました。もし、よろしかったら、そちらもチラチラ見てくださいませ。

ひかりのくに「くすのきだんちのコンサート」より

おつきさまこんばんは

昨日は おつきさまにごあいさつしたくなるような まん丸お月さまでしたね。

茨城の孫たちも「おつきさまこんばんはー」って大きな声で叫んでいましたよ、と報告あり。

「こんばんは」の挨拶ってこどもたちにとっては 「おはよう」や「こんにちは」に比べて、生活の中でほとんど縁がないと思われますが、この絵本によってとても身近に感じられますよね。

シンプルな話の展開ですが、子どもたちは大好きです。「くもさん どいて」と2歳児さんは手で雲をはらいのけようとします。「あーよかった おつきさまが わらってる」でほんとにほっとするんですね。

林明子さんのロングセラーの1冊です。

福音館書店「おつきさまこんばんは」より