「ハナミズキのみち」

この絵本にであったときは、色彩のトーンが暗く、ベールがかかったように思えた。

でも、明日3月11日を思うとき、やはり開いてみようとおもった。

子供を、連れ合いを、親を、友人、身近な人をなくしたときの悲しみは、月日がたっても消えない。

突然の災難は、言葉を失う。

立ち直れないほどの悲しみの中から、息子の言葉がきこえてくる。

『津波が来たとき、安全なところに逃げる目印に、はなみずきのみちをつくってね』

そして、母は命を守る木を植えることを決心します。

 

新しい1日のために窓をあけます。当たり前のような、なにげない日々のくりかえし。その中にある確かな希望と生きる喜び。『あさになったのでまどをあけますよ』 この絵本も震災後に書かれたもの。荒井良二さんの絵画のような絵本。きみのまちは はれてるかな?の言葉がいい。

文:淺沼 ミキ子  絵:黒井 健 「ハナミズキのみち」より

作:荒井 良二 「あさになったので まどをあけますよ」より

「スプーンおばさん、あなたも?」

動物語が喋れるのはドリトル先生だけかと思ったら、スプーンおばさんも!! 小さくなった時だけ、動物語が喋れるのだ。おおらかで機転が効いて、ものごとをいい方向へ展開させるパワフルなおばさん。ちょっとあこがれるなぁ。

そして、御亭主はとっても愛妻家。動物もご亭主もとっても上手にコントロール?できるスプーンおばさん。見習いたいもんだ。

ご亭主の口癖は 「いやはや、いやはや」 3回繰り返すこともある。「いやはや、いやはや、いやはや」 愛すべき お人柄だ。

作:アルフ・プリョイセン  絵:ビョーン・ベルイ  訳:大塚 勇三 「スプーンおばさんのゆかいな旅」より

 

「なにかいいことあった?」

ダニエルは公園でおじいちゃんと待ち合わせ。

「なにかいいことあったかい?」とおじいちゃん。

「ちょっとまってて、おおいそぎで ‶なにかいいこと“ をみつけてくるから」とダニエル。

公園のお気に入りの岩に、鳥に、おたまじゃくしにたずねます。木の芽やへびや蝶に。

「春がやってきたことだな」 とハゴロモガラスが答えます。みんな新しいものばかり。

ダニエルはおじいちゃんのところへ戻って、公園で出会った‶いいこと“を報告します.

そして、ボクは あたらしい歯がはえてきたこと、口笛がふけるようになったこと、はやくはしれるようになったことをおじいちゃんに伝えます。

「こんどはおじいちゃんのばんだよ!」

春の芽吹きを感じる絵本です。

それにしても、若いおじいちゃんだなぁ~おじいちゃんの‶なにかいいこと“が知りたい。

作・絵:ミーシャ・アーチャー  訳:石津 ちひろ 「なにかいいことあった?」より

「ポリネシア」

ドリトル先生に出てくるオウムの名前である。

推定200歳~250歳?

ドリトル先生に動物語を教授したとても賢いオウムである。「アフリカいき」でも「航海記」でも、適切な判断力、行動力で、いろんな難関を乗り越え、ドリトル先生を助けるスゴイ人物、いや鳥なのである。記憶力もすばらしい。うらやましい限りだ。

記憶力が薄れ、判断力があいまいで、行動も一歩が踏み出せない。う~真逆だ。でもそれが私の年齢の現実だから、受け止めて陽気に生きていこう。

作・絵:ヒュー・ロフティング  訳:井伏 鱒二 「ドリトル先生航海記」より

「みんなのおはなし会」

みんなで作って、みんなで楽しむから、そのまんま「みんなのおはなし会」。

昨日はインフルエンザのため、小学生スタッフがお休みするという、残念なこともありましたが、新しい仲間が増えたり、これからのつながりも見えてきたりして、嬉しい一日でした。

テーマは「食べるということ」

はじめに、管理栄養士の陽子さんが、大人にも子どもにもわかるように、栄養バランスをコマに例えて教えてくれました。パネルシアターでは、エプロン姿のかわいい小学3年生がカレーライスの材料をペタペタ。「♪はい!できあがり~」。 紙芝居は「きんぴらたろう」。読みながら、思わず体が動いてしまう3年生男子。充分伝わったと思います。ブレイクタイムは博多弁クイズ「とっとーと?」「あ~ね!」

大型絵本は「にんじんとごぼうとだいこん」初挑戦の絵本読みでしたが、丁寧で落ち着いていた小学5年生男子、テンポ感がとてもよかったです。最後にペープサートで「おむすびころりん」。🎵おむすびころりん すっとんとん

ころころころげて すっとんとん~♪。小さなこどもたちの声も交じって楽しかったです。欲張り爺さん、欲張りはだめですよ!!

司会も、ブレイクタイムも小学生が務めてくれました。みんなありがとう。聞きに来てくれた皆様、ありがとうございました。楽しんでいただけましたか?

小学生の読み手さんも随時募集していますよ。気軽にたねぽけっとまで。

「好きな場所」

図書館、手芸屋さん、業務スーパー!!

ワタシのベスト3だ。図書館はシーオーレ新宮がお気に入り。絵本児童書コーナーも充実しているし、空間が広々している。司書さんにお尋ねすると、資料提供など、とても丁寧に対応してくれる。読みたい本が次々に増えて困ってしまう。

手芸屋さんはサンカクヤ新宮店。素材の豊富さに目がキラキラしてくる。今年の冬は編み物をしなかったなぁ~。お雛さんの烏帽子のゴム紐が欲しかったけど、残念ながら、紫色はなかった。でも、手芸屋さんは、いろいろくまなく見たい。

そして、業務スーパー。ロピア。普段は2人分の食事だから、近所のスーパーでちょこちょこ買いの方が無駄がないと思うけど、鮮魚類や塊肉を見ると、おお~!!となる。焼きたてピザもお得でおいしい。

もう、冷凍庫がパンパンだ。

作:ダニエル・カーク  訳:わたなべ てつた 「としょかんねずみ」より

強面「こわもて」(こわおもて)

小学校の校長先生が「私が尊敬する人は・・・」と全校集会の壇上で話をはじめられた。

「それは小使いの○○さんです。」校長先生の尊敬している人の名前が思いがけなくて、強く印象に残っている。今では用務員の先生と呼ぶのかな。その人は学校の給食室の近くに奥さんと住んでいた。(昭和30年代の話)子ども好きという感じでもなく、話しかけたりできなかった。顔に炭鉱で勤めていたころの傷があり、入れ墨をしているような強面だった。校長先生は人が気づかないところで、もくもくと働いておられることを称賛されたように思う。運動場での集会で、ちゃんと話を聞いているワタシ。真面目な小学生だったなぁ。

校長先生は静かな柔らかい話し方だった。人に言葉を伝えるとき、大きな声は必要なくて、体感した真実を自分の言葉で話すことだと、今なら思える。

強面の用務員のおじさん(先生)に話しかける勇気があれば。チャーミングな笑顔を見られたかもしれない・・・

作・絵:川之上 英子 川之上 健 「おおやまさん」より

「校歌」

小、中学校の校歌を覚えていますか? 今でも口ずさむことができますか?

高校では応援歌もあったかもしれませんね。

小学生の時は、言葉が難しくて、意味がわからなくても、大きな声で歌ったのではないでしょうか。

そして、地域の特色が歌詞にこめられていますよね。地元でいえば、「立花の峰」 「海の中道」 「奈多の青松」「白き船影海広く」 改めて風光明媚な場所だなあと思ってしまう。

その学校に在籍した、卒業した人だけが声高らかに歌える歌。お腹から声をだして、しかもみんなで歌える歌はそんなにないかもしれません。うちの孫たちは、子どもと同じ学校に通っているので、一緒に歌えるという、うれしさありがたさ!! 「さん ハイ!!」 「♪???」 「アレレ~?」

絵:あだち なみ  文:あいはら ひろゆき 「くまのがっこう」より

作:那須 正幹  絵:前川かずお 高橋 信也 「ズッコケ三人組の卒業式」より

「リハーサル」

22日に行う「みんなのおはなし会」のリハーサルを行いました。

インフルエンザ等で参加できなかったお友だちもいましたが、できる範囲で練習と打ち合わせをしました。

初めて挑戦するペープサートは、子どもたちはセリフを頑張っていましたが、歌や効果音など、キーボードが「あれれ~」という感じで、「ハイ。私が原因です。ごめんなさい。」

本番までになんとか頑張ります。どうか、スタッフのみなさん、お互いに体調を整えて、22日を迎えましょうね!!

「漢字の国からこんにちは」

台湾からのお客様。バムケロの英語版や、宮沢賢治の「雨にも負けず」のアーサービナード英訳の絵本などをご購入。そして、今年の漢字一文字を書いていただいた。女性の方は筆ペンでさらさらと達筆だった。男性の方はマジックだったけど、きれいな文字。漢字圏の人だと改めて思えた。

知恵という意味の 「慧」 と 「嬉」という文字。どちらも思いがあふれている。

アジアの国々は、それぞれの言葉の遍歴はあるにしても、言葉の根っこの部分は繋がっていると思われる。

中国も台湾もそして日本も・・・もっと穏やかにつきあいたいものだ。