「バーコード人間」

入院すると手首につけられる白いテープ(医療用リストバンド)。

口頭で、本人確認ができない時は確かに便利なものである。バーコードにどんな情報がつまっているのだろう。

手術室でもピッ。点滴の確認でもピッ。

コンピューターが全て管理しているのだ。効率も正確さ抜群なのだろうけど・・・なんだか自分がレジを通る商品になったみたいで、ちょっとね。

 

ロボットが手術をしたり(もちろん操作はドクターだけど)する時代。医療の発展は凄い。

しかしながら、わたしの場合、点滴の注射を打つ時の血管への命中率はきわめて低い。血管が細くからと何回も針を射されるのは辛い。医者や看護師のアナログの世界だ。初心者でも一発命中の方法があればよいにと切実に思える。

 

さて、その白いリストバンドは、はさみでちょんぎって、無事退院しました。

元気を取り戻して、11日から、ボチボチお店を開けますので、またよろしくお願いします。

「まさかりどんがさあたいへん」

かこさとしさんの30年前に発行された絵本。

おおきい まさかりどんが やってきて

たまげた よきどん やってきて

おどろき おおなた やってきて

テンポよくつぎつぎに紹介される大工道具たち。職人技だなあ。

なんとグランドピアノができあがるのだ。そしてそれを弾くのはロボット。集積回路のLSIも登場する。ロボットは綺麗な衣装を着ている。衣装も布を裁断するところから、裁縫道具も次々と。

世界は道具であふれている。

偉大なかこさとしさんに意見するのはおこがましいけれど、ピアノの構造についてもふれてほしかったな。ピアノ線をハンマーで打つ仕組みなども、あればよかったのに。

道具は人間が使いこなしてこそ。しかし、ボタン一つで操作出来ることが増えた。小さなスイッチから、とてつもない物が飛び出すものまで。ほんと怖い。

作・絵:かこ さとし 「まさかりどんがさあたいへん」より

「おとどけものやさん」

5才の誕生会で、大きくなったら、「おとどけものやさんになりたいです」と答えた孫娘。

親も担任も思いがけない答えに???。

「すてきなおくりものをとどけてくださいね」と先生。

いつも、なにかしら、紙袋やビニール袋にお土産を持って来る孫。玄関先で差し出す時の笑顔がかわいい!!

必ず、ありがとうの言葉がかえってくるわけで、更に笑顔になる。

先日はおじいちゃんの誕生日。孫娘がお花屋さんでチョイスしたという花かごと暖かそうな靴下を「おめでとう」の言葉と一緒にプレゼント。折り紙で作ったプリンアラモードもかわいかった。

品物もうれしいけれど、笑顔がなによりうれしいよね。おじいちゃん。

作:いしいひろし 「かもめたくはいびん」より

「お知らせ」

10月後半の23日から11月1週目にかけて、病気療養の為、お店はお休みさせていただきます。

一昨年から、度々、お休みを頂いて、ご迷惑、ご不自由をおかけしますが、どうぞご了承ください。閉店はまだ、考えてはおらず、回復しましたら、また細々と続けていくつもりでいます。

遠くから、わざわざ来られて、お店がお休みでがっかりされたお客様の声も聞きます。御書印を求めて来られた方、お孫さんの誕生日にプレゼントされたかった方、ご迷惑かけてすみません。

たねっぽ通信、又は営業日カレンダーで、確認の上、ご来店くださいね。

今月の営業日は10/11(土)、13(月)、15(水)、17(金)、18(土)、21(火)、22(水) です。よろしくお願いします。

 

こんなふうに、「あ、ひょい」って、除けられたらいいなあ。じゃがいもだって、かさだって、いんせきだって、病気だって!!

作:タナカ カツキ 「あ、ひょい」より

「満月の日に運動会」

昨日10/6 は中秋の名月。夕方からぽっかりと まん丸お月さまが東の空にうかんでいた。夕闇がせまってくると煌煌と輝いてほんとに名月だなあと思わせる。

満月と言えば、小呂の島の運動会を思い出す。船の常夜灯の効果が低下するため、漁は休みとなり、その期間に小中学校は運動会が催される。島の青年団や婦人部(女性部)など島ぐるみの大運動会だ。あの頃の小中学生は今は島の中堅どころ。笑顔が素敵な健一君も 優しい知恵さんも、元気ですか?懐かしさに胸がいっぱいになる。

 

深い夜、誰も見ていないのに 輝きつづけているキミ すごいね!

作:林 明子 「おつきさまこんばんは」より

作:荒井 良二 「きょうはそらにまるいつき」より

「しくった!!」

わざわざ、遠くから御書印をもらいに来られたお客さん。絵本にはご縁がなさそうだったけど、少しだけお話しできた。 あ~・・・絵本を読んで差し上げればよかった。 5分あれば短いのを紹介することが出来たのに。 5分で少し風を感じることが出来るかもしれないのに。せっかく遠いところから来てくださったから、5分、お時間ありますか?と、聞けばよかった。大人の方がお一人、又はご夫婦で、など、絵本にあまりふれてなさそうな方だったら、なおさらのこと。今日は小さなお客さんもいなくてよかったのに。しくったな~。たぶん、もう来られることはないだろうな。

もう、何度も後悔している。いつも体調が万全ではないけれど、5分間の風を起こしたい。

来てくださったのに、絵本を紹介しなかった。

詩:内田 麟太郎  絵:うえだまこと 「ひばりに」

「みんなのおはなし会(9/21)」

子どもたちが すごい。リハーサルの時よりずいぶん大きな声で、落ち着いて読むことができていた。思いがけず、観客数は50人を超えていて、緊張もしたと思うけど、練習量が自信につながったんだね。みんな、よくがんばりました。

小さい子たちもしっかり聞くことができていたし、身内のおじいちゃん、おばあちゃん、地域の方も温かい拍手をたくさんくださって、有り難かった。

「めっきらもっきらどおんどん」が好きだと言っていた、ソウちゃんが、やっぱりこれが一番おもしろかったという感想もうれしい。

「奈多くじら学校」は、地元だからと興味をひかれて、聞きに来られた方も、大きくうなずいておられた。博多弁にはクスッと。にやっと。

「もちもちの木」では効果音として太鼓と、キーボードで挿入曲を。紙芝居としては初めてだったけど邪魔にならなかったかな?

「たべられたやまんば」はパパさんの協力でさすがの安定感。語りに惹きつけられました。

ブレイクタイムでは言葉の周辺に興味がわくといいなと思い、みんなで回文を。

子供たちのパワーに 「わたしまけましたわ」。

「お米がどーん」

玄米で30キロどーん、宅配の人に申し訳ない。30キロの箱詰めだから、大変でしたね。

茨城から新米が送ってきた。早速精米所へ。しばらくは美味しい白米が食べられる。

もう、自宅用ぐらいしか作ってないと言われてたけど。自宅を訪ねたときは、りっぱな農業用の機械が3台ぐらいあった。繁忙期は自前で持ってないと駄目だからって。乗用車の何台分のお値段?

はぁ~。炊きたてご飯のおいしいこと。お土産のホタルイカの佃煮もおいしい。

こんなに美味しいお米を毎日でもたべられるのに、嫁はパンの方が好きって!!

作:長野 ヒデ子 「おにぎり おにぎり」より

「夏の大集合」

子ども4人(長男、二男、長女、二女)と配偶者、そして孫6人。総勢16人が集まった。

夏の大集合だ。遠くは茨城から一年ぶりに二男家族が来福。

みんな仕事の都合をつけて、全員集合だ。

長男の自宅でBBQとプール(家庭用にしては巨大だ)。続けて2次会は室内で。子どもたちがはしゃぐ中、大人は更に飲み続ける。

花火をして、子ども達は想定外にお泊まりもして。何とおおらかな嫁であることか。準備、買い出し、後片付けなど、さらりとこなしてたいしたモンだ。いっぱい気遣いしているはずだけど、それを見せないから、みんながリラックス出来るのだと思える。毎度のことながら、あっぱれな長男夫婦だ。感謝に堪えない。

おかげさまで、みんなが集合できたこと、家族が仲良く、孫たちが健やかに育っていることが何よりうれしい。

「小学校高学年!」

夏休みが終わり、2学期が始まった。

学校に気持ちが向かない子どもたちもいるだろうなと想いつつ・・・

孫がランドセルを一旦置いて、お店に友だちを連れてきた。

男の子が一人、女の子が一人。今度のおはなし会の読み手さん候補かなと思ったが、初めましての子たちだったので、先ずは観客として、孫なりの広報活動?のようでもあった。雲のテーブルでなにやら、おしゃべりが楽しそう。

小学校高学年ともなると、雲のテーブルはほんとに小さく見える。幼児さん用に作ったものだからね。

おしゃべりに割り込んで、絵本を2冊読んだ。「どうするジョージ!」と「ちょっとだけまいご」

ジョージのご主人のハリスはやさしいね!というと、女の子は「うんうん」とうなずいていた。そして、迷子になったことがある人?と言うと3人とも手が上がり、迷子の思い出話。 楽しい時間だった。また、おいでね。

作:クリス・ホートン  訳:木坂 涼 「どうするジョージ!」、「ちょっとだけまいご」より