「♪かみなりさまを 下にきく~♪」

♫あたまを雲の上にだし~。だから、雷は おやまのてっぺんより下に聴くのだ。と、本物の富士山を見て、唱歌の歌詞に納得。

学生時代に登ったこともあるし、富士山は幾度となく眺めたことがあるが、今回の河口湖からの富士山の眺めは本当に見事だった。改めて、感動した。桜が満開の時でもあり、まさに、そびえ立つ姿は日本一の山として、誇らしく思えた。

外国の観光客がたくさん訪れるはずだ。

いつもそこにあるのに、姿がみえないこともあり、不思議。

作:長谷川 義史 「だじゃれ日本一周」より

「コーヒーにお弁当はいかがですか?」

「コーヒーにお弁当はいかがですか?」って、車内販売はなくなっていた。

山陽新幹線は2024年3月に。さらに東海道新幹線は2023年に。車内販売は終了してしまったとのこと。

世間に疎かった頃に、消えていた。今回、新幹線で熱々のコーヒーが飲めると思っていたから、残念。時代の流れでしょうね。前もって、ペットボトルなり、水筒なりで飲み物は持ち込んでおけということだ。

しかし、グリーン車のみ、スマートフォンでモバイルオーダーサービスがあるとか。いやいやグリーン車は乗らんし。 昔?はワゴンで、岡山の「きびだんご」など、お土産も売りに来ていた。なつかしい。

作:視覚デザイン研究所  絵:くにすえ たくし 「しんかんせんでビューン」より

「こいのぼり」

ご近所さんの庭に、こいのぼりが泳いでいる。今日は晴れて暑いくらいだけど、風もあって、すいすいと心地よさそう。いいなぁ~

今は ♪やねよりたかいこいのぼり~♪は、ほとんどみかけなくなった。男の子名前が印字された細長い旗『のぼり』も、プライバシー的に控えられるのだろう。

うちの孫たちにも、団地サイズのこいのぼりを贈っているけど、今年も立ててくれるかな。

お店の窓と植木鉢にも、ささやかなこいのぼり。

文:すとう あさえ  絵:たかお ゆうこ 「こいのぼりくんのさんぽ」より

作:内田 麟太郎  絵:山本 孝 「かっぱのこいのぼり」より

「たけのこが旬です。」

竹かんむりに旬と書いて「筍」。ほほう。

友人が、裏山の筍を掘って、ぬかで湯がいて(そのための専用の竈もあり)もってきてくれた。大きな筍だったから、皮を被っているときは更に大きかったはず。スゴイ!!

早速、煮物にした。収穫したばかりのスナップエンドウを添えて。えぐみもなく美味しかったです。筍は今年、高値だとテレビで言っていたので、ほんとに有り難い。

先日は「春の便りです」って言って、弘のわかめを持ってきてくれた教え子。旬のものを食べると寿命が延びるというから、長生きするぞ~。

作:松野 正子  絵:瀬川 康男 「ふしぎなたけのこ」より

「図書の本いっぱい」

小さい時から、たくさんお話し会にきてくれていたケイちゃん。

消防自動車のマンホールを見つけながら、ママといっぱい歩いて来てくれていたよね。

お引っ越しで遠くなったけど、昨日は久々にファミリーで来てくれた。

体格もよくなって、話し方もしっかりしていた。二年生になったんだね。

なんと、昨年、学年で一番たくさん図書の本を借りて読んだので、賞状をもらったんだって!!

すごく嬉しい報告。すごいね!!

これからも、すばらしい本との出会いがありますように。

絵:イクタケ マコト 監修:横山 寿美代 「としょかん町のバス」より

「うれしいような かなしいような」

 

やっとセーター類をかたづけて、海の中道海浜公園へ。地元だけれど、子ども達が成長してからは、しばらく行ってない。

入場料、大人450円 シルバー料金210円 安い!! お得だけれど、うれしいような哀しいような。

ほんとは自転車に乗って、ぐるっと一週回りたかったけど、「チューリップやネモフィラを見るのだったら、歩いて行かれたほうが・・」と係の人が親切に教えてくださった。「自転車が邪魔になるかも」とまで、言われたので。自転車は断念。 よぼよぼしているように見えたのかな。二人用の自転車に乗って風を切って走りたかったなぁ。

 

金曜日の公園は高校生の歓迎遠足?らしく、制服の団体があっちこっちで、ドッチボールや、輪になってのパフォーマンスに興じていた。若人の高らかな歓声に平和が有り難いと思った。それにしても、外国の言葉が周りで飛び交い、ここも観光地なのかと思った。チューリップやネモフィラはきれいだったけど。

「卯の花」

4月は卯月 卯の花の季節でもある。

そして、卯の花と言えば、おから。しばらく食べてないと思い、作ってみた。

人参、椎茸、こんにゃく、油揚げ、を入れて、だし汁をたっぷりで煮た。おからを入れると、あららら~。すっかり、おからが吸い取ってしまい、出汁をつぎ足し継ぎ足し。そういうことか~。

でも、しみしみのおからの煮物ができた。こんなもんかな?

昨日、友人から土筆をたくさん頂いたので、土筆の卵とじもつくった。春だなぁ。

「さくら、ら、ら」

関東から西日本にかけては 桜がほぼ満開。

日本中の公園や野山が、薄いピンク色に染まっている。

日本の春のなんと美しいことか。

現役の時は、仕事柄、多忙な時期で、お花見など、ユックリはできなかった。

そして、病気休養。でも、今年は健康を取り戻し、桜の花を愛でることができる幸せをかみしめている。

桜の木の下をゆっくり歩く。桜守の人々に感謝だ。

桜が咲く公園で、元気に走り回る、春休みの子どもたち、あたらしい門出が待っているね。

どうか、その笑顔が消えることなく、前を向いて歩いてゆけますように。

文:升井 純子  写真:小寺 卓矢 「さくららら」より

「第2音楽室」

「第2音楽室」は本のタイトルだ。

高校の時、古い校舎に取り残されたように、第2音楽室があった。芸術は音楽が履修できずに、美術だったから、第1も 第2も音楽室で授業を受けたことはない。所属した、吹奏楽部の部室は運動場の端っこで、体育倉庫みたいだった。気をつけておかないと、サッカーボールが飛んで来ることがあった。部員は20人ぐらいの弱小チームで、顧問の先生は「この部屋にいると頭が痛くなる」という数学の先生だった。音楽の先生は合唱部に力をいれてあって、吹奏楽部はノータッチ。学生指揮で和気相合。部長はトランペットだったが、サッカーの試合にも声がかかる二刀流。へたくそなバンドだったと思うけど、アンサンブルが楽しかった。

フルートの席の目の前の壁に 「この道より我を生かす道なし この道を歩く」 という実篤の有名な言葉が飾ってあった。観光地のお土産屋さんにあるような 壁掛けだったけど、「これかもしれない」と思い込んでしまった。 懐かしい、胸がチクチクする思い出だ。この本は、リコーダーの4重奏や軽音楽部の話など、アンサンブルにまつわるストーリーだ。始めはゆるいつながりのグループだったが、読み終えて、思わず拍手をしてしまった。ちゃんとチューニングをして、アンサンブルしたくなったよ。

作・絵:佐藤 多佳子 「第二音楽室」より

「ぬりえ」

お久しぶりの一年生のお客様。自前の塗り絵を持参して、「色をぬってください」って。

吹き出しがあるけど、空白。背面にあるのはなに?って聞くと、「本。」 あ~なるほどね。本棚なんだね。それから、絵本の本棚らしく、色鉛筆でカラフルに塗ったら、お店らしくなった。すると、吹き出しに、一年女子は「こんにちは」と「いらっしゃい」を丁寧に書き込んでくれて、たねぽけっとの店内が完成。ありがとね~。

もう、『どうぞのいす』は小さくなってしまったね。前はいつもそこが定位置だったけど、もう2年生になるんだもんね。

作:新井 洋行 「いろいろ ばあ」より