いつのまにか

おっと、いつの間にか、オリンピックも始まってしまった。

テレビで、顔をよく見る選手も、初めて見る選手も。コロナ禍の中、この驚異的な暑さの中、すごいなあ。でも、自分の国で行われている感じがしない。

 

日本には春や秋という素敵な季節があるのに、その季節を選ばない事情もいろいろあるらしいけど、残念なことだ。外国から、たいへんな思いをして来日し、さらに大変な思いで過ごしている選手の方々、どうぞ、日本を嫌いにならないでね。

「おもてなし」なんて・・・気持ちに嘘はないだろうけど、たくさんのボランティア希望者も思いが果たせないし、食品の廃棄物も相当な量らしい。やっぱり残念なことだ。

バイ インターナショナル「こっきえほん」より

夏の絵本といえば・・

今年は梅雨明けが早く、その分、夏本番が早く来た感じだ。

夏の絵本を買いに来た、CHINAちゃん。いつもはパパと一緒だけど、今日はおじいちゃん、おばあちゃんと一緒だ。

CHINAちゃんの目に最初に入ったのが「おばけのきもだめし」

そりゃあ、夏らしいけれど・・・。そらまめくんシリーズや、くすのきだんちシリーズもすすめてみたけど、ぶれない4歳児は、最初から迷ってなかったね。内田麟太郎さんと山本孝さんのおばけは楽しくて、こわくないもんね。NHKの『おかあさんといっしょ』の「ようかいしりとり」の歌を知っているから、ろくろっくびもお馴染みだ。

岩崎書店「おばけのきもだめし」より

「おまけ」と言われると、すごくうれしい。

近所の無人販売所で売られているミニトマト。百円玉をチャリンと投入するのが楽しい。朝の登校時間に並んでいることもあれば、そうでないこともある。「今日は幼稚園バスが通り過ぎたから、ちょうどいい時間かもしれない」と期待する孫。おおやっぱり!今から、ミニトマトを並べますというタイミングだった。

「いつも買ってもらうから『おまけ』!」といってもう一袋、孫に手渡してくれた農家さん。ありがたい。うれしそうに満面の笑みで受け取ると、トマトの袋を私に手渡し、「いってきまーす」と元気に学校へ向かっていった。7月、黄色いランドセルは、もう振り返らなくなった。後ろ姿も、少しずつたくましくなってきた。

ひかりのくに「ありがとまと」より