セーラームーンは永遠に

もう、20年以上前に美術部の生徒からもらったセル画がある。

娘が大好きだった「セーラームーン」だ。とても丁寧に描かれていて、すごいね。ありがとう。とか言って受け取ったと思うけど、今さらながら、相当な時間かかった作品と思われて・・・。聡明でおとなしい子だった。今はどんな生き方をしているだろうか。今でも、娘の部屋にセル画は飾られていて、色あせていない。

ちなみに、3才の孫(男の子)は「プリキュア」が大好きだ。

セル画「セーラームーン」

スーホはどうして靴を履いていなかったか。

4/24のブログで、孫からの質問に、貧しいからかな?といい加減に答えていたおばあちゃん(ワタシ)。

図書館から借りてきましたよ!「スーホの白い馬の真実」ミンガド・ボラグ著(風響社)

スーホはなぜ裸足で馬に乗っているか?

答えは 貧しいからではなく、少しでも体重を軽くするため。

モンゴルでは競馬(長距離走)は本来10歳くらいの子供が乗るのだそうだ。それは馬に負担をかけないように。また靴を履いたまま落馬すると、靴が手綱などに絡んで馬に引きずられてしまう危険性があるので、子どもの騎手の場合は、裸足で馬に乗る。とのこと。スーホは青年であると思われるけど。

次の質問、文章がないページ「これ、なあに?」答えは、街の家並みで土壁の家。(モンゴルとは思えない)モンゴル東部の風景らしい。

「スーホの白い馬」の原点である中国語版「馬頭琴」について、いろいろと考察されていて、興味深かった。

が、真実を知らなくても、いいのだと思う。絵本の世界でモンゴル草原のスケールの大きさに浸るだけでも。あとは想像でも。

今年の小学校2年生は教科書の「スーホの白い馬」に出会うことがあるだろうか。時間が足りないかなぁ

風響社「「スーホの白い馬」の真実」より

「はらぺこなめくじ」

夜の間に、

葉っぱをムシャムシャ、もりもり食べている、青虫ではなくてナメクジさん。

お腹がすいているでしょうけど、ひまわりの葉っぱが、すかすかの穴だらけ。

先住民はナメクジの方で、後からひまわりの種がきて、芽をだしたのかもしれませんが、どうか他のものでお腹を満たしてくださいまし。ひまわりの葉っぱは好物かもしれませんが、ご勘弁を。

福音館書店「ひまわり」より

「ホッコリエ」さんを知っている

「ホッコリエ」というのは、那覇市壺屋にあった絵本屋さんの名前。

夢子さんという女性の方が経営してあり、素敵な絵本たちの中で、名前のとおり、ほっこりする空間だった。大人の人が自分のために絵本を選んだり、大人の人に絵本をプレゼントしたりする発想は「ホッコリエ」さんに学んだ。絵本は子どもたちだけの物にあらず。

こんなお店を作りたいと・・目標にして、ブログも全部読んで、選書も参考にさせてもらった。

だけど、ウチがお店を開いたころ、急に閉店となり、すごくショックだった。

その沖縄の「ホッコリエ」という絵本屋さんと親しくされていたというお客さんが、昨日、来られてびっくり!!同じ店を知っている。それだけなんだけど、なんだかとてもうれしかった。

沖縄方言で「子どもたち」という意味の「ワラビンチャー」

生後6ヶ月の赤ちゃんシーサーです。

コロナのころ

「コロナの頃(緊急事態宣言が解除される前)にお散歩してて

お店を見つけたけど、お休みだったので、そろそろ大丈夫かなと思ってきました。」

とHARU君ファミリー。元気印の3歳くん、はじめまして! パパもママもマスクで顔が覚えられないけれどよろしくです。

『コロナのころ』と早く過去形になってくれたら、うれしいですね。

HARU少年の未来を想いうかべて・・・・

谷川俊太郎の「朝のリレー」より

デザイン書道家 悠杏さんの文字から

カエルの歌がきこえない

田んぼのカエルはまだゲロゲロ鳴いてないかもしれないけれど。

いつもの年だったら、校舎から運動場から、中学生の雄たけび校歌が聴こえてくる季節。

はずが、今年は運動会も中止。まだ、部活もはじまっていないので静まり返っている。運動会本番の「閉会式」で歌う校歌は練習の時の何倍も感動的な歌声になるのです。運動会をやり切った充実感があふれてきて。そんな体験を今年は断念しなければならない・・・

2学期に行われる合唱コンクールはどうだろう。みんなで歌うことは自粛のままかもしれないし、行事の精選もあるかもしれない。大人になるとカラオケで一人悦に入って歌うことはあっても、クラス40人で、学年や全校生徒で歌うなんてことはないからね。みんなで歌う喜びを体験させてやりたい  と、元音楽教師は憂います。

切り絵「カエルの合唱」作:福田みどりさん

あっ、くつひもが・・・

ほどけちゃったね。でも見なかったことにするよ。

それを、ママがしゃがんで結んでくれたこと。

中学校の待ちに待った、待ちくたびれた入学式。ご両親も正装されて、本人もぴかぴかの制服に身を包み、なんと晴れやかな日だろう。

福岡市立中学校の制服(標準服)が、学生服とセーラーからブレザーに替わった記念すべき年度なのだ。

スタートは桜の季節ではなかったけれど、滑走路は長かったけれど、離陸準備完了!

靴紐は自分で結ぼうね!中学生なんだからママも手伝っちゃだめだよ!

今日はスカートの裾が汚れないように、ついママがやったと思うけど・・・そうそう、女の子もズボンOKなんだってね。やっとだね

マイクロマガジン社「おかあさんはね」より

つながっていくんだね

ママも小さい時に、ママのママからたくさんの絵本をよんでもらった。

受け継がれるロングセラーの絵本の話を3世代のお客様から、生の声で伺うとうれしくなります。

描かれている背景や環境が現在と違っていても、昔の子どもも今の子どももココロはそんなにかわるものではないのです。だから昭和の絵本をおばあちゃんと孫ちゃんが一緒にドキドキしながら、楽しめるのだと思います。

福音館書店「はじめてのおつかい」より

チェック欄

日程が計画通りに進んでいるか、チェックをすることは大事。

だから、チェック欄が必要と『5才児』から教わった。

チェックはレ点ではなく、彼は必ず花丸。みずやり、ねんどあそびというふうに。

こどもだから、お腹がすいたところで区切りがついたりする。完成度はあまり関係ないらしい。

 

苦手なことは、まず取りかかれば、半分終わったも同じ。という言葉を信じ、連休からあれこれと整理整頓に勤しんできた。自分なりにをいくつかつけて・・・それも、ちょうどあきた頃、有り難いことに緊急事態宣言の解除。まだまだ、気を引き締めていかなければならないけれど、日常生活が戻ってくることはうれしい。さあ、やることの項目にチェック欄を設けて、ひとつひとつ、こなしていこう。

まずはフイルムを貼った見本本の消毒から。

愛おしい絵本たち、季節を一つ飛ばしてしまった感じがするから、元気が出る絵本のご紹介。

くどうなおこさんと長新太さんの組み合わせで「うたのてんらんかい」

地球よ、元気になあれ!

理論社「うたのてんらんかい」より