背中のロゴ

要するに学校ジャージってやつ。入学と同時にほぼ全員が購入する。背中に大きく学校名がスペルで印字され、「ワタシは○○中学校の生徒です」と宣伝している。部活のユニホームやチームジャージは団体じゃないと見かけないけど、スーパーなどで中学校ジャージを見かけると妙にほほえましい。

中学校の部活も順調に?行われているようだが、3年生は中体連や中文連のかわりになるものがあるのだろうか。いつもなら、県大会のシーズンかなあ。

相撲部がある中学校って身近なところにはなさそうだけど。そういえば、小、中学校に土俵を見かけない。でも、地域には奉納相撲があって、小さな子供たちがまわしをつけてもらって公園や神社の土俵で「のこったのこった」とやっていた。え~コロナの前に消えたっけ?

アリス館「おれ、よびだしになる」より

○○ってやつ?

この『やつ』をうまく使いこなしているのは3才9ヶ月の男の子。

説明したり、理屈をこねたり、要求を伝えるために、「そうそう、そうゆうやつ。」「これ、こうやって使うやつ?」 6才のお兄ちゃんも言ってないのに。どこで、マスターしたやら。

やつ=物、こと。パターン。他にも?

適切にかっこよく、しかも自然につかっていておかしい。

ときどき「やちゅ」に聞こえるけど、それが3才児ってやつ?

小学館「コんがらガっち どっちにすすむ?の本」より

夏休みじゃないからね。

ラジオ体操の音楽が聴こえないのは 夏休みじゃないからだ。昨年まではカードを首からぶら下げて、寝ぐせの髪をそのままに、眠そうに近くの公園に向かう子どもたち・・・もうそんな風景は戻ってこないような気がする。

去年まで当たり前だったことが、次々と消えていく。花火大会も夏祭りも。今年は他県への里帰りを躊躇してしまう人もいるでしょう。

リモートで視覚や聴覚的にはコミュニケーションがとれるかもしれない。でも、嗅覚や味覚や触覚は満足しないのだ。やはりこの匂い、この味、そしてぬくもり、直接触れ合いたいよね。

そういえば、蚊取り線香の匂い、覚えてますか?

福音館書店「かとりせんこう」より

こわいお話ではないからね。

偕成社「ロージーのおさんぽ」より

「ロージーのおさんぽ」は、題名の通り、めんどりロージーがお散歩をする話です。ひたすらマイペースなのです。めんどりを狙う狐はことごとくうまくいきません。笑えるストーリーなのですが、それを味わうより、幼児さん(3才10ヶ月)には見慣れない描写がちょっと怖いイメージに映ったようでした。確かに、わかる気がします。でも、またの機会に、ぜひ、味わってみてね。次はこわくないよ、きっと。文字の少ない絵本は、絵がたくさん語っているので、繰り返し見るとその都度、新しい発見があったりしますよ。

8月のおはなし会 について

8月のおはなし会を以下の日程で行いたいと思います。

〇 たねっぽ おはなし会

 新型コロナ感染予防のため、各回とも3組様までとさせていただきます。)

期 日 :

0,1才    8/ 4(火),18(火)

1,2才        8/ 5(水), 7(金), 19(水),21(金)

3,4,5才    8/ 8(土),22(土)

時 間 :

各回 11:00~

※今月も、事前にお申し込みをお願い致します。

 

〇 大人のおはなし会 (茶菓代200円)

新型コロナ感染予防のため、各回とも5名様までとさせていただきます。)

期 日 :

8/10(月),24(月)

時 間 :

各回 10:30~

※今月も、事前にお申し込みをお願い致します。

 

こわくないよ、お化けの絵本。

「おばけのてんぷら」「おばけのきもだめし」「おばけだじょ」など、絵本の世界のかわいいお化けたち。

でも、せなけいこさんの「ねないこだれだ」は2歳児ぐらいだと、『よなかに あそぶこは おばけに おなり』で十分効き目があって、『おばけに なって とんでいけ』で、もうお布団の中でじっとしています。

〇〇ちゃんはお利口さんだから、大丈夫!と安心させて、おやすみなさいです。

「ふるさと」いろいろ。

♪うさぎおいし かのやま こぶなつりし かのかわ

唱歌「ふるさと」は中高年のお方なら、だれもが口ずさめる歌であろう。現在も音楽の教科書の掲載されているようだ。今の小・中学生もみんな歌えるかな?

大人も子どももいっしょに歌える「日本のうた」はどれくらいあるだろう

ハーモニーがきれいで西洋的と思ったら、賛美歌のような?和音とか。『♪わすれがたき ふるさと アーメン』納得!

NHK「らららクラシック」の受け売りだ。最近の楽しみは長い期間、撮りためていたこの番組を深夜に2,3本見ること。

スマホで「ふるさと」を検索したら、嵐の「ふるさと」がでてきた。紅白歌合戦でも、歌っていたあの歌だ。ああ、この曲もいい。

グランまま社「うたえほん」より

おふとんかけたら すーくすく!

今日は1,2歳児の『たねっぽおはなし会』

最後に読んだ絵本は かがくいひろし/さく「おふとんかけたら」

はじめは たこさん。掛布団の柄も吸盤模様でくーるくる。

ソフトクリームやアリやトイレットペーパーにもお布団。

そして、まめさん まめさん おふとんかけたら・・・みんな芽がでるんですねぇ!! すーくすくの文字が凸凹なのがいい。

みんなも、よく寝てすくすく育ってね。今の季節にお布団は暑いけど、寝冷えしないように気をつけてね。

他に読んだ絵本はママさんに「だいじょうぶだいじょうぶ」そして、「ひまわり」「せんろはつづく」「わたしはいつも」。

ブロンズ新社「おふとんかけたら」より

休み時間には トンボがえりを5回

明日(13日月曜)の大人のおはなし会で、予定している絵本から一冊ご紹介。

「ねえさんの青いヒジャブ」BL出版

文:イブティハージム・ムハンマド&S・K・アリ

絵:ハテム・アリ 訳:野坂悦子

ねえさんのアシヤがヒジャブをつけて初めて学校へ行く日のことを妹のファイザーの声で語った作品。

トンボがえりをしたのは妹のファイザー。(ヒジャブとはイスラム教の女性が髪をおおい隠すためのスカーフをしめす言葉)

作者のムハンマドさんはその「ヒジャブ」をつけてオリンピックに出場したアメリカ人選手です。

ワタシはこの絵本ではじめて「ヒジャブ」という言葉を知りました。街中でもときどき見かけますよね。

BL出版「ねえさんの青いヒジャブ」より