「フウセンカズラがさいたよ」

昨年、お配りした、フウセンカズラの種が、目を出し、ツルを伸ばして、まあるいかわいい実をつけているころ。実が茶色になったら、ハートマーク入りの種が3つできていると思いますよ。

りくくんはフウセンカズラの絵を描いたお手紙をくれました。茶色に塗ってあるのもあって、よく観察できていますね~。弟君が生まれたことや、歯が抜けたことなど、近況報告も。るかちゃんはかわいい便せんに、えっとこのキャラクターは何だっけ? お手紙を届けに来てくれてありがとう。

昨日はプレオープンで、一年生になった、りのちゃん親子さんがきてくれました。パズルで「うさぎロボ」をつくったり、フウセンカズラの種とりをしたり・・・りのちゃんも前歯がぬけていた。はぁ~みんな大きくなったね!

「大丈夫。」

「レシートいりますか?」「大丈夫です」この大丈夫は「けっこうです、いりません」の意味。若い人はよく使っている。「大丈夫?」小さなけがや病気の時に心配して。「大丈夫、大丈夫」と2回繰り返せば、少し軽い感じになる。

さて、入院中、Drから手術日を告げられたときのこと。自分で決めたことだけど、思わず胸に手を当てたら、すかさず、Drは『だいじょうぶ!』と一言、力強い言葉をかけてくれた。この「大丈夫」は経験と実績に裏付けられたもの。更に、患者の信頼を裏切らない自信も感じられ、ワタシは大きくうなずいて、「はい」と返事をした。

10時間にも及ぶ手術の後は「予想した通りの結果で手術を終えることができました」と待機者に報告があったらしい。数日後「経過は順調です」の言葉に『だいじょうぶ!』の言葉通りになったことを実感した。医療スタッフの皆さんにはほんとに、感謝です。応援してくださった皆さんにも感謝です。せっかく、繋いでもらった命ですから、大事に使わせてもらいます。もうしばらくは療養期間が必要ですが、必ず、えほんやたねぽけっとは続けようと思っています。待っててくださいね。よろしくお願いします。 「もうだいじょうぶ」

 

孫からのお手紙・・・

「たんいんおめでとう。だいじょうぶだった?これからたくさんあそぼうね。るいより」(原文のまま)

作・絵:いとうひろし「だいじょうぶだいじょうぶ」より