ドリトル先生を読みたくなって、図書館から、借りることに。
訳が井伏鱒二さん。あの「黒い雨」の?
あら~、知りませんでした。
読みやすい。意外でした。
しかし、図書館のその本は、1974年印刷で年期が入っていて、見事に黄ばんでいる。何せ、書庫納からだからねぇ。
裏表紙にはアナログな「貸し出し期限日票」がまだ貼ってあて、3年間に40人の人が借りている。その後はバーコードの管理なのかな。
貸出票には名前はなくても、この本を手に取り、読みふけっている少年少女(時にはおばさんも)の姿が、ふと思い浮かぶ。
バーコードや、チップのようなものの方が本の管理もし易いだろうし、図書の手続きも簡単だ。
しかし、誰が読んだか、影も形もみえないね・・・