ギャロップは楽しい。ぜったい!!

ギャロップを取り入れることが今回のリトミックの課題だった。

4歳と6歳では体力も身体の使い方も差があるのが当然だが,キーボードで誘導すれば,リズムに乗れるのではないかと見立てをしていた。ステップが正確でなくても,二人組になれば,フレーズの終わりまで,いけるのではないかと。

結果,楽しめた子と,少しためらっていた子がいた。保育園や幼稚園での経験の違いもあるだろう。

年上の子を見て,楽しそうだなと想像することは、きっと次につながるはずだ。

ぜったい楽しいから。そして、いつか、みんなで円になって、手つなぎギャロップがやりたい。

とどけ,私たちの声

昨日は「絵本とリトミックで遊ぼうの会」の日

対象児は4,5,6歳の子どもたちとそのきょうだい児で,赤ちゃんから小学3年生まで13人が集まってくれました。絵本やたねぽけっとのお話し会に赤ちゃんのときから来ている子たちばかりです。

小学2年生の男子が「ぐりとぐら」を。

中学校の放送部の生徒2名が「めっきらもっきらどおんどん」を,それぞれ,ビックブックを使って読んでくれました。

「めっきらもっきら」を読み始めたころから。雨風が強くなり,雷もゴロゴロ。まさに自然の効果音だった。でも,子どもたちは集中力を切らすことなく,おはなしの世界にどっぷりつかっているように見えました。

絵本の力もあるけれど,小学生の男の子も中学生の二人も心を込めて読んだから,幼い子どもたちに響いたのでしょう。読み手の伝えようとするその声が、きちんと届いていたと思えて嬉しい時間でした。

 

私設図書館MONさんのInsta live対談での本2冊を紹介

1冊目

「吃音-伝えられないもどかしさ」

著者:近藤雄生 新潮社 2019年発行

私は小説のように読み上げた。しかし,これは小説ではなく,丁寧な取材に基づくノンフィクション,つまり現実だ。学校で,職場で,日常生活でも,周りの人が気づきにくい生きづらさを抱えている人たち。

懸命で果てしない努力の日々そして,これから・・・

テンポのよい会話を好む今の時代。ゆっくりタイプの自分さえ待てないときがある。

2冊目

「ろうと手話―やさしい日本語がひらく未来」

著者:吉開 章 筑摩書房 2021発行

ろう教育おいて長く手話が禁止されていたことは衝撃でした。口話法を理解できる人がすべてではないだろうとは思っていましたが。あまりにも自分が無知で,恥ずかしい思いです。

手話で思い出すのは 娘が野球部のマネージャーをやっていた時,高校野球選手権福岡大会で聴覚特別支援学校の生徒が応援メッセージを手話(言葉も)で発表したこと。手話は『みんな野球の好きな仲間』という部分くらいしかわからなかったけど。強く心に響いたことを覚えている。彼も野球部だったと思われた。人数の少ない学校でのチームプレーのスポーツは継続が難しいだろうなあ。

麺の絵本ありますか? めん? メン?

うどん,ラーメン,スパゲティ。夏なら,ソーメンに冷やし中華。BBQでは焼きそば。

食生活で麺類は,結構な割合を占めている。

なのに,絵本ではパン屋さんのはなしや,おにぎりの話に比べて,麺は少ない。

しかし,探せば,もっとありそうなので,ぼちぼち集めていきたい。

お客様は少ない麺絵本から「うどんのうーやん」を。

ちなみに,絵本屋たねぽけっとの周辺ではラーメン屋さんよりうどん屋さんの方が,多い。

正解か否か。

大森裕子「めんのずかん」より