おすくりのんでからね~

「おくすりね。」とさらりと訂正すれど、「うん、おすくり」3才児のおしゃべりはたのしい。

「おくすりのんで、雨があがったら、おばあちゃんちにいって、三輪車にのって、ゆうがくんはぷーさんのくるまにのってあそぼっかね」と長い文章もさらさらいえる。

ときどき、混じるかわいい言葉の言い間違いがあっという間に、修正されるのが、ちょっと淋しくもあります。

おたんじょうび、「おめめとう。」だったり、パイナップルがなぜか「アーパックリ」になっていたり

アーパックリは今もって不可解だけど。そんなふうに聞こえちゃうんだろうか?

さく:くどうなおこ、え:ほてはまたかし「あいうえおおかみ」より

㋜いぶんたっぷり ㋑きかえったよ ㋕みさまありがとう

こどもの頃も、大人になっても、スイカはあまり好きじゃ無い。と思っていた。

一昔前?はスイカの切り方は三角と決まっていた。少なくともウチの家庭では。だから、かぶりついて口の周りもベチョベチョだし、種は面倒だし。しかし、今では、キューブ型に切り、器に盛って上品に食べる。そして、この上無くおいしい。と思える。水分もたっぷり、糖度もメロンに近い。

だから、めでたく、スイカは私の中で好きな果物となった。

それにしても、あの大きさといい、シマシマ模様といい、たいしたもんだ。

文:石津ちひろ、絵:村上康成 「すいか!」より

ワタシの指定席

絵本を抱えて、後ろ向きになって3歩下がって、ストン。

そこは私の指定席。パパのあぐらの真ん中だったり、ママとソファーのお隣だったり。

おばあちゃんのお膝の上だったり。自分の場所で絵本を読んでもらうことの安心感。そして、何より読んであげられることの幸せ。お膝の上の指定席は、そんなに何年も続かないのです。幼い時の数年間です。やわらかいぷくぷくお尻を膝に感じながら、絵本を読んであげましょう。もちろん、お布団の中でも。

作:香山美子、絵:柿本幸造 「どうぞのいす」より

早緑の息吹

ふうせんかずらの種から、かわいい目が出てきました。

さあ、これからぐんぐん大きくなって、ツルを伸ばして、夏にはぷっくりまあるいふうせんが

たくさん実るはず。そして、中には、ハートマークの種が3つずつはいってますように。

柔らかくほぐした土にそっとうめて、お水をあげて。

環境を整えてあげれば、正露丸より小さな、小さな種でも私たちを裏切らないのです。

冬の間、枯れ枝のようになっていた、アジサイもいっぱい花芽を付けていて。雨の季節も楽しみです。

そうそう、新一年生からもらった朝顔の種もまきましたよ。どうか芽がでますように。

実は5周年!! あら、まあ。

4月になってやっと3日間だけ、お店を開けさせてもらったら、ありがたいことに、顔なじみのお客さま、新しいお客さま、たくさん来ていただいて、うれしかったです。

「5周年ですよね」って、店主もスルーしようかと思っていたら、ちゃんと覚えていてくださって、お花やオルゴール、お菓子、メッセージカードなどもいただき、ありがとうございました。(あ、どうぞ手ぶらできてくださいね)

教員退職後、模索しながら始めた絵本屋さんでしたが、5年の間の皆さんとのつながりは本当に、私の宝となりました。お客さまという関係性にとどまらず、お話し会、リトミックの会、イネの会(大人の絵本会)を通じて、私自身たくさんの学びがありました。子どもたちの成長も、ファミリーさんの暖かさもみんな家族のようで・・・

これからも、体調管理に努めながら、ぼちぼちお店をあけますので、どうぞ、HPかインスタで確認されて、おいでくださいね。空振りになられませんように。4月は25日(火)と、28日(金)を予定しています。5月はのちほど、たねっぽ通信でご案内します。

ひがし ちから「いま、なんさい?」より

今晩は 何が食べたい?

ウチの料理長が聞くので、「ん~、では、なすカレーを」

カレーは料理長の得意料理で、家族からも評判がよく、嫁も婿もおかわりしてくれる。そして、お父さんがつくるカレーを「パパカレー」と言っている。(ちなみにウチではパパとは言わないが)

なぜか今日はナスが食べたくて、甘口カレー(私専用)にオリーブオイルで炒めたナスをのっけてもらった。少し食欲が戻ったけれど、まだ半人前くらいかな、でも本当においしく食べられた。サラダとデザートのスイカも。

三食昼寝付きで申し訳無い日々はつづく・・・

作:小西英子「カレーライス」より

二人が並ぶとね。

20㎝以上の身長差があり、彼が後ろに回ると顔がポコッと上に出る。ツーショットでは「ずるいよね~顔が小さく見えて」と156㎝の娘。あ、157㎝だっけ?

昨年、結婚した娘が、結婚式も披露宴も無しだったけど、やっとウエディングフォトを撮ると言うので、早速いそいそと見学に。和装で白無垢と赤い打ち掛け。

やはり、花嫁衣装は特別で、生で見れて良かった。旦那さんの羽織袴も凛々しく、かっこよかったし。

結婚披露宴であっという間に姿を消すのとは違って、写真撮影の間、ずっと見ていられたので、ラッキーだったかも。旦那さんの笑顔がぎこちなく、スタッフさんが七五三の子どもをあやすように苦労してあったのが可笑しくて。帰りの車の中で彼曰く、「一生懸命笑ったつもりだったけどなぁ」とか。

娘と彼へ。母の願いを聞いてくれてありがとう。綺麗だったよ。

絵本は、文:マーク・スペアリング、訳:三原泉、絵:ブリッタ・テッケントラップ「手と手をつないで」

その手を離さないように、二人いつまでも仲良くね。

ちょびちょび、ちょびっとずつ。

長らくお休みをいただいていましたが、ぼちぼちとお店を開けようと思います。まだ、治療は続きますし、体力も戻っていないので、本当にわがままな絵本やさんになりますが、営業日を確認していただいてご来店下さいますよう、お願い致します。

今日は、この地域では小学校の入学式。息子は久々に母校の校歌を聴いたようです。今年は声高らかに歌が歌えて、給食が楽しく食べれて、何よりマスクをはずして、友達と大きな声で笑い合えたら、と切に願います。

4月は初めましてがいっぱい。ちょびっとの勇気で、お友だちができたり、苦手なことを助けてもらったり。保育園、幼稚園、まだまだ泣いてる子もいると思うけど、ちょびっとずつ、前へ進んでいこう。

作:新沢としひこ、絵:大和田美玲 「はじめまして」より

春になったら・・・

先週から,臨時休業やおはなし会の中止などで,ご迷惑をかけています。

体調を壊し,大きな病院で検査をいろいろと受けていまして,いましばらくはお休みしなければなりません。

「絵本とリトミックであそぼうの会」も中断し,楽しみにしてくださっていたご家族に申し訳なく思います。なにより,私自身が残念です。

『絵本屋たねぽけっと』を始めた頃から通ってくれた,小さなお友だちがもうすく卒園,そして,4月にはピカピカの一年生かと思うと,とっても嬉しいので,新一年生のための絵本会も密かに計画していましたが,それもお預けです。

身体が回復して,元気になりましたら,またお店を営業しますので,そのときはどうぞよろしくお願いします。

浜田桂子「おめでとうかいぎ」より

月日は流れてゆく。

月の行事が,滞りなく流れていくのが望ましい。

学校行事でいえば,縮小されたり,人数制限しながら,入学式や卒業式,修学旅行や運動会など工夫して,とり行なわれてれているのが今年度。来年度はどうだろうか?

いろいろなことが精選されて,縮小の方向になるかもしれないし,元に戻るかもしれない。

いずれにしても,子どもたちのマスクが外れて,おもいっきり笑いあえる日が近いといいな。

1年の12分の1が終わる。