お里帰り

先日のこと。

小さなお子さん連れのファミリーがご来店。

聴けば、以前、お話し会に参加したことがあります、って。

え?3歳の女の子のお名前を聞いて、ハイハイ。

多分まだ1歳のころ?かな。大きくなって、しかも10か月の弟君のお姉ちゃんになってる。今日はパパさんも一緒。

お久しぶりの里帰りなのですね。絵本屋に寄ってくれて、うれしいなぁ。

小さなお子さん連れの里帰りは大変。しかもこのご時世、年末年始を避けたのは正解ですね。

林 明子「はじめてのおつかい」より

高いところから、俯瞰しているような絵本ありますか?

ファミリーで来られた、パパさんからのリクエスト。

へ?

ん~、安野さんの絵本とかですかね~

と、安野光雅さんの「旅の絵本」などのコーナーへ案内してみたけど、ちょっと違ったみたい。

小学1年生と、年少さんのお嬢さんのために、間瀬なおかたさんの「ぐるぐるまわろうぐるぐるでんしゃ」や、ママさんも気に入られた「どんぐりむらシリーズ」他をご購入。

パパさんのリクエストに、答えられなくて申し訳なかったです。

お嬢さんのためでもあり、ご自身のための絵本選びだったかもと思ったりしましたが・・・

 

俯瞰しているような絵本って?

荒井良二さん? 長新太さん? ん~

長新太「ちへいせんのみえるところ」より

学校ごっこは続く。

孫一先生(7才小学1年生)の「こくごのもんだい」

『じぶんでもんだいをつくりなさい』

なんじゃそら。

頭をひねって「おもしろなまえをつくろう」とする、生徒役のワタシ。

部屋を見回し、①とけいかちこ、②いすちゃんこ ③てれびみるこ ④エアコンコ

我ながら、よくできたと思ったのに、孫一先生は85点しかくれない。

ちゃんと評価が書いてある。

まなぼう:子がさいごについているから、ぜんぶ女の子かとおもった。男の子を入れよう。

ああ、なるほど。確かに。

追加で ○パソコンタロウ ○でんきびりのすけ ○ぴあのぴーた 等を付け加え、花丸をもらった。

更に、学校アンケートというプリントも。(最近、学校で書いたばかりなのだろう)

① いやなことはある?

ア  ある。 イ  ない。

② 学校のかんそうは?

学校での記憶をたどって、おばあちゃん家での「学校ごっこ」でもアンケートのプリントを作ってくれたのだろう。

本人の答案が知りたかったけど、言うわけないか・・・

くもん出版「すきなこと にがてなこと」より

お姉ちゃんといわれても・・・

娘の第2子が産まれて、我が家にはもうすぐ2才のお姉ちゃんが、日々、祖母(ワタシ)を占領している。

「ばあば」と呼ばせず、「おばあちゃん」と言わせているが、発音は「ぉばあちゃあん」となり、最後のあんが強調されて、かわいいのだけど、朝から連発されて、長い一日が始まるなぁと覚悟を決めなければならない。体力がね。無限ではないのだよ。なんせ、おばあちゃんなのだから。

歌が好きなので、今話題の”ののかちゃん”を目指したい。

NHK出版「ぼくのばしょなのに」より

学校ごっこ、2回目

おばあちゃんは一年生役。当然7才の孫は学校の先生役。次にすることをテキパキと指示している。きっと、担任の先生はこんな口調なんだろうな。一年生のワチャワチャ軍団を束ねている様子を再現していると思われる。

朝の会から始まり、国語や5,6時間目の遊びを計画する授業や、道徳もあった。道徳では「がまん」という教材を自分でさらさらとつくり、さて、あなたは「そごんくん」??になんといってあげますか。ときた。中休み。「先生は職員室に行ってきます。」

給食は默食です。話したい時は手をあげてください。だそうな。

 

いろいろとご迷惑をかけていると思いますが、担任のいしだ先生が大好きです。どうぞ、よろしくお願いします。祖母より。

すずき出版「ようこそ!ここはみんなのがっこうだよ」より