月曜日の朝日

月曜日、まぶしいくらいの朝日はなんともありがたい。洗濯物をいっぱい干したり、花に水をやったり。どんより始まるより、ずっと幸せな気分になる。

しかし、今日という日は思い起こさなければならない。27年前の阪神淡路大震災のことを。私は職員室のパソコンやテレビでこのニュースを見た。まだ、全貌がわかっていない段階だったが、大変なことが起きているという印象だった。

そして、思った。もし、身近でこのような災害が起こったとしたら。すでに保育園や小学校に行っている我が子を迎えに行けないのだと。

東日本大震災では多くの子どもたちが学校で犠牲になった。

先日、豪雨災害で、学校で生徒と一緒に夜を明かした先生の話を聞いた。判断を迫られたときの緊張感が伝わってきた。せめて、自然災害に対する備えと命を守る心構えを今一度だ。

浅沼ミキ子「ハナミズキのみち」より