「どこへいくの」

朝の散歩(Aコース)で打ち寄せる波を見ていて、

んーっ、どこかに答えが書いてあったゾ。

と思い・・

『かぜはどこへいくの』という本の中で

男の子が聞きます。

「なみは、くだけたら、どこへいくの?」

母親がこたえます。

「また、うみのなかへすいこまれて、あたらしい なみになるの」

昼と夜、風、たんぽぽ、道

すべての質問にやさしく、迷いなく母親は答えます。

男の子は思います。「おしまいになるものは なにもないんだね」

 

こんな風に答えられるおばあちゃんになりたいもんだ。

偕成社「かぜはどこへいくの」

 

ちなみにー 子どもたちが小さかった頃、

ウチのお父さんは、子どもたちからの質問には

必ず、「紙と鉛筆!!」から、始まり、長くなる予感を感じては微妙な表情を浮かべるのでした。