合歓の木(ねむのき)

奈多の海岸近く、ねむの木の花が満開!

その花はぜんぜん眠そうに見えなくて、むしろ、勢いよくパッと目を見開いた感じ。

葉っぱは夜になると葉を重ね合わせて眠るらしい。

 

「ねむの木の子守歌」は美智子皇后様の作詞で有名。

♪ ねむのき ねんねのき こもりうた~

 

日本の子守歌は詞も旋律ももの悲しいものが多い中、「ねむの木の子守歌」はとてもやわらかくて、優しい歌です。

 

夜泣きに悩んであるお母さん方も多いかと思います。

残念ながら、私は夜泣きの特効薬はないように思います。

自分が疲れ果てていると、なおさらキツイですよね。

たぶん、子守歌は子どもを寝かせるためというより、お母さんが自分の慰めのために歌うものなのかもしれません。

そう思えば、自分の好きな歌を子守歌風に小さな声で歌うと気持ちも紛れます。

でも、おんぶでも抱っこでも、その揺れに合わせて歌うことは必須です。

自分に「よしよし」

帽子

昨日、帽子を買いました。

帽子で思い出すのは、ナオちゃんのこと。

 

帽子はお散歩の合図だった。

専用のバギーに酸素も持ち運びしなくてはならなかったけど、お散歩が大好きで、帽子がチラッと見えると、ふわぁ~と満面の笑み。「いやいや、まだ行かんよ。もうちょっとしてからね-」

など言おうものなら、その笑顔が曇って、がっかりの極み。

歩けなくても、言葉が話せなくても、その手に何も握ることができなくても、

中1のナオちゃんは歌が好きで、おさんぽが好きで、人が好きで、学校が大好きだった。

 

ナオちゃんのこぼれるような笑顔は、お父さんとお母さんの豊かな愛情から生まれるものと、いつもそう思っていた。

7月15日、博多は山笠の日に生まれ、生きていたら、もうすぐ26才。

何年たっても、ご両親の悲しみは消えないだろうけれど、ナオちゃんの笑顔は忘れないよ。

パネルシアター「すてきな帽子やさん」より

どんどこどんどこ

太鼓の音ではありません。

ひまわりが成長する音です。

福音館書店「ひまわり」より

 

ちいさな たねが とん

つちの なかの ちいさな たねが どんどこどん

それから  「どんどこ どんどこ」

と9ページがこの言葉のくりかえしです。

そして、さいごのページが

どん 大きなひまわりの花 となります。

うちのひまわりは 今8ページあたりかな。

 

 

 

かわりばんこ

ひいろ君(6才年長さん)はママと来て、絵本を読んでいます。

ママと少しずつ、『かわりばんこ』に読むのが好きなのです。かわりばんこだと、絵も楽しみつつ、自分で読んだ気分にもなります。

日頃はお仕事が忙しいお母さんですが、土曜のお昼のほんのひと時、3人兄弟の末っ子のボクのために、かわりばんこをしてあげています。

やわらくていい時間だなあと思いました。

絵本館「なぞなぞはじまるよ」より

体操座り

ものすごく久しぶりの小学校の図書室。

お昼休みのおはなし会に、今回、初めてちょこっと参加しました。

1,2年生を中心に上級生もちらほら混じって、20人ほどが集まってくれました。人数の割には小さくまとまっているのは、体操座りで詰めているから。

時間通りにやってきた前2列の子どもたちは、はじめから最後まで、しっかり絵本や紙芝居に集中。体操座りのこどもたちの目はいいなあ。

絵本館「なぞなぞ はじまるよ」より

部屋干しで~す

梅雨らしいお天気が続く中、今日はおはなし会(0,1,2才)に4組の親子さんが参加してくれました。

リトミックの「せんたく」では子どもたちの身体を洗濯物のように洗ったり、すすいだり、絞ったり、最後はパンパンとしわを伸ばして、干して(たかいたかいをして)もらいました。

部屋干しで~す。ママたちがとても上手に子どもたちと関わってあるのが印象的でした。

読んだ絵本は「くっついた」「もこもこもこ」

紙芝居は「おいしいおいしい」「おまめくんパチパチパチ」「かさくんのさんぽ」

途中に「へぇそうなんだ」の自己紹介も入れて、30分ほど。

次回は6月20日(水)です。また遊びにきてくださいねぇ。

お土産は折り紙のこま、よく回ります。

赤い屋根の家

赤い屋根の家の形をした本箱ができました。

糟屋図書館にあったのを見つけて人目ぼれして、同じ物を作ってとキヨシ父さんにお願いしたら、できました!!

絵本を並べて、子どもたちに絵本をつなげたい気持ちは図書館も本屋も同じなので・・・

パクリですけど、許して下さいね。本箱は売り物にするわけではありませんから。

 

作った本人もまんざらではない表情なので、ご来店の折には、赤い屋根の本箱に、是非気づいてあげて下さいませ。ドアを開けてすぐ左の所です。「おっ、いいね。」なんて言葉をかけてもらえると、次の作品へのモチベーションになると思われます。よろしくです。

どんぴしゃ

絵本を人様にプレゼントする場合でも、我が子に買い与える場合でも、その子に『どんぴしゃ』でお気に召されることは、まれかもしれません。特に0,1,2歳の間は月齢によっても違いますが、そのお子さんの受け入れのタイミングにもよります。

せっかく買ったのに、せっかくいただいたのに、興味・関心がなさそうだからといって、とあきらめないでくださいね。

絵本をパタパタするだけで満足することがあります。

途中から、気持ちが別の方に行ってしまうこともあります。

あれこれ、次々に絵本を持ち出すこともあります。

それもこれも成長の過程です。

気長に、お試しのつもりで絵本を開いてあげていると、スポッとはまる瞬間があるものです。

その子の絵本のタイミングがくるのです。

そして、お気に入りの絵本が1冊でもできたら、絵本の世界への入り口へようこそ!です。

 

絵本は何歳用でも教科書ではありません。楽しさ、心地よさ、が消えないように、読み聞かせしてあげてくださいね。

「かくれんぼのえほん すき」

この辞書誰の?

今でも覚えています。高2の時、私の英和辞書を見て、先輩がひとこと。

「もっと使い込まんとー」  うー

今みたいに電子辞書なんかなかった遥か昔のこと。

どれだけ、辞書を引いて勉強したか一目瞭然。新しく見える辞書は恥ずかしいのです。

 

Kくん(10ヶ月) のお気に入りの絵本はノンタンシリーズ。よく使い込んであります。

お気に入りのページもはっきりしています。そのページでにっこり笑顔。一目瞭然。

ママやおばあちゃんと絵本の時間をたくさん楽しんでいる証拠ですね。

絵本の世界へようこそ。

偕成社「ノンタンぶらんこのせて」より

 

 

 

朝からパッコンパッコン

梅雨入りしたというのに、なんとさわやかな日和。

朝から、テニスのパッコンパッコンの音が聞こえています。

ン?

そうか、今日は先週の中学校の体育会で土曜日の代休なんだ。

 

体育会が終わると、中体連に向けて、練習にも熱が入ってきますね。

えほんや「たねぽけっと」の近くのテニスコートは男子部員がざっと数えても30人以上。

体格もちょっと華奢な体操服姿は一年生。中学生活にも慣れて部活にも慣れて来た頃。「ふぁいっとぉ」の声がちょっと緩い感じもするけど、ボール拾いがんばれー!

 

テニスの話じゃなくて、野球の話だけど、長谷川集平さんのこんな絵本があります。

理論社「ホームランを打ったことのない君に」より