スーホはどうして靴を履いていなかったか。

4/24のブログで、孫からの質問に、貧しいからかな?といい加減に答えていたおばあちゃん(ワタシ)。

図書館から借りてきましたよ!「スーホの白い馬の真実」ミンガド・ボラグ著(風響社)

スーホはなぜ裸足で馬に乗っているか?

答えは 貧しいからではなく、少しでも体重を軽くするため。

モンゴルでは競馬(長距離走)は本来10歳くらいの子供が乗るのだそうだ。それは馬に負担をかけないように。また靴を履いたまま落馬すると、靴が手綱などに絡んで馬に引きずられてしまう危険性があるので、子どもの騎手の場合は、裸足で馬に乗る。とのこと。スーホは青年であると思われるけど。

次の質問、文章がないページ「これ、なあに?」答えは、街の家並みで土壁の家。(モンゴルとは思えない)モンゴル東部の風景らしい。

「スーホの白い馬」の原点である中国語版「馬頭琴」について、いろいろと考察されていて、興味深かった。

が、真実を知らなくても、いいのだと思う。絵本の世界でモンゴル草原のスケールの大きさに浸るだけでも。あとは想像でも。

今年の小学校2年生は教科書の「スーホの白い馬」に出会うことがあるだろうか。時間が足りないかなぁ

風響社「「スーホの白い馬」の真実」より