田んぼのカエルはまだゲロゲロ鳴いてないかもしれないけれど。
いつもの年だったら、校舎から運動場から、中学生の雄たけび校歌が聴こえてくる季節。
はずが、今年は運動会も中止。まだ、部活もはじまっていないので静まり返っている。運動会本番の「閉会式」で歌う校歌は練習の時の何倍も感動的な歌声になるのです。運動会をやり切った充実感があふれてきて。そんな体験を今年は断念しなければならない・・・
2学期に行われる合唱コンクールはどうだろう。みんなで歌うことは自粛のままかもしれないし、行事の精選もあるかもしれない。大人になるとカラオケで一人悦に入って歌うことはあっても、クラス40人で、学年や全校生徒で歌うなんてことはないからね。みんなで歌う喜びを体験させてやりたい と、元音楽教師は憂います。
切り絵「カエルの合唱」作:福田みどりさん