仕事帰りに歩きながら電話をしてくる娘。
田んぼの横の道に通りかかると、「もうすぐ聴こえてくるよ!」
聴こえてきたのはカエルの鳴き声。まさしく合唱。
スマホから、とても鮮明に聴こえてくる。カエルはいつもの場所で元気らしい。玄関のドアをさっと開けて、虫が入らないようにさっと閉めて電気をつける。これが夏の帰宅時の技だそうだ。あんまり、遅くならないうちに帰り着いてほしいと母はいくつになっても心配だ。今朝はどしゃ降りの雨。車の運転も災害も心配はつきない。
講談社「どしゃぶり」より
仕事帰りに歩きながら電話をしてくる娘。
田んぼの横の道に通りかかると、「もうすぐ聴こえてくるよ!」
聴こえてきたのはカエルの鳴き声。まさしく合唱。
スマホから、とても鮮明に聴こえてくる。カエルはいつもの場所で元気らしい。玄関のドアをさっと開けて、虫が入らないようにさっと閉めて電気をつける。これが夏の帰宅時の技だそうだ。あんまり、遅くならないうちに帰り着いてほしいと母はいくつになっても心配だ。今朝はどしゃ降りの雨。車の運転も災害も心配はつきない。
講談社「どしゃぶり」より
月桃ゆれて 花咲けば
夏のたよりは 南風
緑は萌える うりずんの
ふるさとの夏
摩文仁の丘の 祈りの歌に
夏の真昼は 青い空
誓いの言葉 今も新たな
ふるさとの夏
沖縄「慰霊の日」。
本土との温度差は広がっていくばかりかと・・・。
岩崎書店「戦火のなかの子どもたち」より
7月からおはなし会を以下の日程で再開したいと思います。
〇 たねっぽ おはなし会
(各回とも、新型コロナ感染予防のため3組様までとさせていただきます。)
期 日 :
0,1才 7/ 7(火),21(火)
1,2才 7/ 1(水),15(水)
3,4,5才 7/11(土),25(土)
時 間 :
各日 11:00~
※今月は、事前にお申し込みをお願い致します。
〇 大人のおはなし会
期 日 : 7/13(月)10:30~ ※事前にお申し込みをお願い致します。(茶菓代200円)
※今回は、新型コロナ感染予防のため5名様までとさせていただきます。
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読みかけの本があること、または今すぐにでも読みたい本があること。店先の植物たちが元気なこと。
隙間の時間で・・・・ミシンカタカタ、布のハギレチクチク、コンコーネ練習曲を飽きもせず歌うこと。
そして、時々、HPをみて、遠くから絵本屋を探して来られるお客様との新しい出会いがあること。いつもの顔なじみのお客様が立ち寄られること。
ありがたい幸せの日々だ。
でも、忘れてはいけない、6月19日。今日という日。
福岡市中心部への爆撃で1千人以上が犠牲になったこと。75年前の福岡大空襲だ。
どんなに授業時数が足りなくても、知っておかなければならないことがある。
その時に生まれた人は75歳、空襲の日々に母親はどんなに大変な思いで赤ちゃんを育てたのだろう。
ブロンズ新社「へいわとせんそう」より
どんなにやさしい歯医者さんでも、やはり、歯科医院に行くのは苦手だ。
夜中に痛みが出て、『仕方ない』意を決して、自分の気持ちをふるい立たせて、いざ!!
丁寧に歯磨きしているつもりでも、ずいぶん昔に治療していたところが、やっぱりねぇ~
講談社「だーれのは?」より
我が家の子どもの本棚から、久しぶりに読んでみた。
15人の少年たちは国籍も年齢も様々。嵐のあと無人島に流れ着き、そこから冒険が始まるのだ。
15人の少年のうち、黒人のモコーは見習いの船乗りで、料理も作れる。でも、少年同士なのに丁寧語を使っている。ちょっと違和感。
ゴードンがリーダーに選ばれたとき、「洗濯ものはモコーひとりにやらせないで、これからはみんなでやるように」と指示をだす。今までモコ一だけにやらせていたってこと?はぁ~。やっぱり!!
1860年の出来事として書かれた小説で、初版は1888年、日本では1896年(明治29年)に出版されている。その時代と今。やはり根強いものは変わらないのか。
「制度的人種差別」の記事を読む。もっと知らなければ・・・
ポプラ社「十五少年漂流記」より
わが子の絵本を選ぶときに、自分が子どものころ好きだった絵本を、思わず手に取って、懐かしい表情をされることがある(半分はマスクだけれど)。そして、絵本選びの決め手になることも多い。
子どもの頃に出会えた本は、30年以上のロングセラーの本。
先日のお客さまが、子どもの頃に好きだった絵本は「14ひきのあさごはん」
「どんぐりパンを焼いているところがすきです」とおっしゃっていて・・「ワタシはろっくんが赤チンをぬってもらうところ」というと「あら、気づきませんでした」って。
表紙とカバーも少し違いがあって面白いですよ、とお教えしました。自分が子どものころ気づかなかったことを、お子さんと一緒に見つけて、いっぱい楽しんでくださいね。
童心社「14ひきのあさごはん」より
進行性の病気で器官切開をして、呼吸器をつけている。経管栄養なので、口から食べることはできないAYUちゃん。
視力はどれくらいかな。感覚遊びとして、スイッチに触って光遊びをしたり、フードプロセッサーの振動を楽しみながら?簡単なケーキを焼いたりも。もちろん、AYUちゃんは食べれないけど、小さな妹に喜んでもらった。
ある時、台所でお母さんの煮込みハンバーグを作る匂いがして、AYUちゃんはこれがとても好きだったと教えてもらった。
そこで、お母さんにベッドサイドで吸引ができるように控えてもらい、お試しで、ほんの少しの量をガーゼに包んで、口の中へ。果たして・・・。
AYUちゃんは奥歯でもぐもぐ、もぐもぐ。かみしめるようにもぐもぐ。
「覚えとったね、好きやったもんね」とお母さんの嬉し哀しの顔。自分の意志で動かせる身体部分はほとんどなかったけれど、口をもぐもぐできた。すごいね。そして、少し微笑んだような。きっと匂いも味も大好きだったから、覚えていたんだよね。ハンバーグのかけらは飲み込むことはできないので、ガーゼに包んだまま、そっと取り出した。
訪問学級を担当していたころの生徒さん。今はお星さまになって、家族を見守ってくれているはず。
くもん出版「おいし~い」より
「おじいちゃん、おばあちゃん、アレルギーある?」
「ユーチューブばっかり見てると、おかあさんがね・・・」
「明日、保育園でプログラミングやるんだよ。」
・・・・ 今どきのお子さんの会話です。
小さいうちから英語の勉強も・・・とか。
英語メガネはいかが?
これをかけると、目玉焼きは「サニーサイドアップ」に見えるらしい。
大月書店「ことばメガネ」より