パンコーナー

パンの絵本、お店にある物を並べてみると結構ありました。

おにぎり負けてるなぁ。

「サンドイッチ サンドイッチ」ではページをめくりながら、材料を重ねていくとサンドイッチが出来上がります。「ぽんちんぱん」の響きも小さい子はだいすきです。「くまくまパン」や「どんぐりむらのぱんやさん」も人気です。「からすのぱんやさん」はなつかしいとママやパパの声。

おいしいパンはいかが?

おいしい時間

お客さまがお店を出られたあとに、親子の会話がかすかに聞き取れることがあります。

先日は「絵本がいっぱいあったね」「楽しかったね」

とってもうれしい言葉でした。

心豊かな時間を親子で共有できるのはとても貴重です。

子どもって、あっという間に大きくなってしまいますからね。

おいしい時間なのです。みなさんも逃さないようにご用心!!

三歳の坊やはきっと「もりのなか」の絵本でらっぱを吹いておさんぽするんだろうなぁ

福音館書店「もりのなか」より

スイッチ

お盆が過ぎ、夏祭りが終わり・・・。

子どもたちも少しずつ、生活を日常に戻さなければなりませんよね。

イベントも大事、でも日常はもっと大事。大人は疲れる。子どもも疲れます。

楽しいことをいっぱい経験したとしても、そこにストレスはあって、それを日常に戻すための少しばかりのふんわりした時間がいります。

ふんわりした時間がすぎてもスイッチが入らないときは?

さあ、子どもたちのスイッチを探してみましょう。

以前の勤め先でのこと。更衣室でクタッとなっている女子にはセーラーの襟の下に指を当て「スイッチON!」といって押してあげていました。胸のボタンを「ポン!!」で効き目のある子も。

「早く!」とか「ダラダラしない」とか言うよりも効果がありました。

ちなみに、大人だってこのスイッチがほしいときありますよね。

ここで紹介する絵本はスイッチではなく「ねずみくんのチョッキ」でおなじみ上野紀子さんの「ぞうのボタン」

この本には文字がありません。ぞうのお腹には4つのボタンがついていて?

冨山房「ぞうのボタン」より

ちちんぷいぷいの~

この場合、のぉ~~~と伸ばして、ぷいっとやらなければならない。

今、はやりのDIY。というかユニット工作のボンドつけの場面。じいじは4才の孫といっしょに、おまじないの言葉を言いながら、木片をじっと動かさないように、見守っている。「くっついたねぇ」と二人でにっこり。次にドライバーでねじねじ。これは意外と難しい。でも何カ所もやっているウチに、クリクリ回すのが上手になった。

そして、出来上がった、コインスライダーと「やまのおうち」(孫が命名)の貯金箱。

ここで紹介するのは工作の本ではなく、ちちんぷいぷいのおまじないの本。

一片が12,5㎝の可愛い絵本で、「ぐりとぐらのおまじない」。おなじみの二人がとっておきのおまじないを教えてくれます。

はずかしくて、しんぞうがどきどきするときのおまじないは??

福音館書店「ぐりとぐらのおまじない」より

遠いところからようこそ!

夏休みならではのお客さまは神奈川から。

ご主人のご実家へ車で移動中とのこと。お友達のところへ寄る際に更に途中下車して、「たねぽけっと」へ来て下さった。ありがとうございます。

絵本の話もさることながら、途中下車で甲子園観戦もされるなど・・ついつい楽しい旅の話を、店主は好奇心で聞いてしまって、すみません。ゆっくり絵本をえらべなかったのではと反省。お盆休みならではのお客さま。帰りもお気をつけて。

 

奥様が選ばれた本の中の一冊

「おじいちゃんの木」作:内田麟太郎 絵:村上康成

おサルのモンちゃんはおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんに会いに行きます。きこりんきこりん自転車をこいで。

佼成出版社「おじいちゃんの木」より

でんしゃだいすき

男の子って

何でだろう?電車が大好きって子が多い。女の子よりも。

バスや電車の運転手さんだって、女の人もそれほど珍しくはなくなったけれど。

 

今日のお客さまも電車や車が大好きな坊や2才。パパとご来店。

表紙が電車っぽい絵本を見つけるのが早い!!

 

おうちでパパやママに絵本をたくさん読んでもらっている子だなぁ

ひとりでも、ベンチで丁寧にページをめくっています。

絵本の世界の楽しみ方をしっかり伝授してもらっているのでしょう

 

文字が自分で読めるようになる前に、絵の世界を十分楽しみましょう。

絵が物語を導いてくれるのが絵本ですから。

 

おばけなんてないさ

朝ご飯を食べ終えた時のこと。お兄ちゃん(4才)が歌う「おばけなんてないさ」の歌に合わせて、ひゅう~どろどろの和風おばけのごとく手をぷらぷらさせる弟1才児。そのお手手の可愛いこと。

朝ご飯とおばけのつながりは醤油差しにあります。

醤油差しのふたについてる1センチほどのフクロウを「おばけがついてる」と見間違えて、

おばけのポーズから、楽しい「おばけなんてないさ」の歌へと発展。

小さな守り神フクロウはおばけに間違えられて、不服かもしれませんが、ちょっとかわいい勘違いでした。孫たちのパパもこの本は大好きでしたよ。

せなけいこさんの「ねないこ だれだ」

福音館書店「ねないこ だれだ」より

読めなかった絵本

今日は留守家庭子ども会でのお話し会(読み聞かせ)に行ってきました。

1年生と2年生のグループに分けて、それぞれ30人ずつほど。上級生も希望者は参加しています。

「じゃがいもポテトくん」「なんにもせんにん」「おばけのきもだめし」などの絵本と「三枚のおふだ」の紙芝居、なぞなぞ、手遊びなど入れて、それぞれのグループで40分ほどのプログラムを準備しました。指導員の先生方のご協力もあり、子どもたちの受け答えも積極的で、楽しい時間を過ごさせてもらいました。

 

ただ、準備していった本で、どのタイミングで読んだらいいのか、最後まで迷って、結局読まなかった絵本が、あります。それは

詩:安里有生 絵:長谷川義史「へいわってすてきだね」

日・中・韓平和絵本で浜田桂子作「へいわってどんなこと?」

8月6日と9日の間の今日だからこそ、ぜひ読まなくてはと思い、どちらのグループも1冊は入れようと思っていました。

 

でも、私の未熟さで切り込めなかった。初対面の子どもたちに始めにもってくるのはちょっと重いかなとか、途中は逆に難しいかなとか・・・

伝えたい大切なメッセージだったのに。すてきな絵本なのに。

とても暑い中。

昨日は、地域の集会所での『絵本とリトミックで遊ぼう』の会をしました。

暑い、暑い中、6組9人の子どもたちがあつまってくれました。

内容は、ママとのふれあいリズム遊びや子どもたちが自主性を発揮するパネルシアターなど。

絵本屋だから絵本は外せないので少々。お店の和室でやる時との大きな違いはリトミック。(広い場所を借りたのはこのため)自分が音楽畑なので、音楽で子どもたちの心と身体を喜ばせたいと思ってしまいます。

娘が主にパフォーマンスのメインを取り、私はキーボードを担当しました。

初めての場所で、緊張している子がいたり、せっかく来ていただいたのに、ママの腕の中でスヤスヤねんねの子もいたりしましたが、絵本や、パネル、リズム遊びの楽しさを少しでも、感じとっていただけたでしょうか。

 

リトミックは音楽を感じ取りながら、身体表現ができるように積み重ねて行くと、心が喜んで、心地よい解放感を感じることができますよ。

4ヶ月の赤ちゃんをずっと抱っこしていただいた、あーちゃんのおばあちゃん、おかげでママと3才のお姉ちゃんは安心して活動を楽しむことができたと思います。ほんとうにありがとうございました。