「ドゥーリトル先生」

児童書を読むことは絵本と平行して、わたしのライフワークの一つだ。

子どものころに途中で挫折してしまったり、出会わなかったりした物語に、今、夢中になれることが嬉しい。

最近読んだ本は、「ドリトル先生アフリカゆき」。子どものころに家の本棚にはあった気がするけど、冒険ものは苦手だと思い込んでいた節がある。「15少年漂流記」なんかも同じく。いやいや、大人になって読んでも面白い。

今やペットブームで、かわいいお洋服を着ている『わんこ』がお散歩しているのは普通で、家族の一員だ。

動物の気持ちを理解している人は多いかもしれないが、動物語が話せる人は?有能な獣医さんでも難しいだろう。

ドリトル先生はオウムのポリネシアから動物語を学ぶことになります。イルカや燕だって、会話ができてしまうスゴイ人です。

作者のロフティング(イギリス)は「子どもの読み物として上乗の物は、同時に、大人の読み物として上乗の物でなくてはならない。子どもと大人の間には、あまりはっきりした境界線をひくことができないものである。」とのべている。

小さな子どもには一話ずつ読んであげてもいい。おもしろいですよ。寝る前は疲れた大人が睡魔に襲われることが否めないけれど・・・。

作・絵:ヒュー・ロフティング  訳:井伏 鱒二 「ドリトル先生アフリカゆき」より