「第2音楽室」

「第2音楽室」は本のタイトルだ。

高校の時、古い校舎に取り残されたように、第2音楽室があった。芸術は音楽が履修できずに、美術だったから、第1も 第2も音楽室で授業を受けたことはない。所属した、吹奏楽部の部室は運動場の端っこで、体育倉庫みたいだった。気をつけておかないと、サッカーボールが飛んで来ることがあった。部員は20人ぐらいの弱小チームで、顧問の先生は「この部屋にいると頭が痛くなる」という数学の先生だった。音楽の先生は合唱部に力をいれてあって、吹奏楽部はノータッチ。学生指揮で和気相合。部長はトランペットだったが、サッカーの試合にも声がかかる二刀流。へたくそなバンドだったと思うけど、アンサンブルが楽しかった。

フルートの席の目の前の壁に 「この道より我を生かす道なし この道を歩く」 という実篤の有名な言葉が飾ってあった。観光地のお土産屋さんにあるような 壁掛けだったけど、「これかもしれない」と思い込んでしまった。 懐かしい、胸がチクチクする思い出だ。この本は、リコーダーの4重奏や軽音楽部の話など、アンサンブルにまつわるストーリーだ。始めはゆるいつながりのグループだったが、読み終えて、思わず拍手をしてしまった。ちゃんとチューニングをして、アンサンブルしたくなったよ。

作・絵:佐藤 多佳子 「第二音楽室」より

「ぬりえ」

お久しぶりの一年生のお客様。自前の塗り絵を持参して、「色をぬってください」って。

吹き出しがあるけど、空白。背面にあるのはなに?って聞くと、「本。」 あ~なるほどね。本棚なんだね。それから、絵本の本棚らしく、色鉛筆でカラフルに塗ったら、お店らしくなった。すると、吹き出しに、一年女子は「こんにちは」と「いらっしゃい」を丁寧に書き込んでくれて、たねぽけっとの店内が完成。ありがとね~。

もう、『どうぞのいす』は小さくなってしまったね。前はいつもそこが定位置だったけど、もう2年生になるんだもんね。

作:新井 洋行 「いろいろ ばあ」より

「メンテナンス」

昨日、歯医者さんにいって、その後のメンテナンスをしてもらった。治療は終わっているけど、夜だけつけるマウスピースの調整と歯のお掃除。ずっと、自分の歯で食べられるよう、歯磨きとマウスピースの着用は大事。歯間ブラシの使い方もしっかり学習した。でも、夜中に気がついた。 『あっマウスピースつけ忘れた』

作:くぼ まちこ 「はみがきれっしゃ」より

作:新井 洋行 「だーれの は?」より

「ラーメン屋さんのティッシュ」

病院の待ち時間に、近くの、ラーメン屋さんへ。11:00開店と同時に行ったけど、みるみるウチに満席。

安いし、チャーシューは4枚も入っている。ごま、紅ショウガはもちろん各テーブルにあって、生ニンニクは絞り器でセルフサービス。

そして、ラーメン屋さんに欠かせないのは、各テーブルのティッシュ! これは今や必需品の備品。さりげなく見ていると、皆さん、良く活用なさっている。口元のマナーかな。

うどんやさんでも見かけるけど、各テーブルというほどでもない。ラーメン屋さんのティッシュの心遣い有り難いね。

作:苅田 澄子  絵:西村 繁男 「じごくのラーメンや」より

「ぶんぶん回れ、糸車」

「絵本とリトミックであそぼうの会」をしました。

朝は雨模様でしたが、7組のご家族が参加してくれました。

大型絵本「にんじんとごぼうとだいこん」をおじいちゃんが。

紙芝居「はだかのおうさま」を、2年生のスタッフさんが読んでくれました。

上手でしたね~。お話の内容が難しかったけど、みんなしっかり引き込まれてましたね。動かない画面なのに、人の声の魅力なんですね。

小さなお友だちが紙芝居のところへ来ても、さりげない動作がお姉さんらしくてよかったです。

2歳になったばかりのお友だちを、みんなのパパさんやママさんが温かく見守ってくれて有り難かったです。お互い様ですもんね。

パネルシアターは「どうぞのいす」と「カラフルおんせん」

リトミックは初めてのお友だちが多かったですが、二人組ギャロップや、円形の糸車もしました。

♪ぶんぶんまわれ、いとぐるま~♪

大人も子どもも一緒に糸車を回せてよかったです!!

 

「木になる花」

お見事!! ザ。日本の風景という感じかな。梅林公園の梅が咲き誇っている。

天候の関係で 三週間も見ごろが遅れたらしい。でも、桜に追い越されなくてよかったよね。

観梅期間の接待所はもう閉じてあり、 梅餅や甘酒の販売がなくて残念だったー。

「7ポンド」

7ポンド。

家族対抗ボーリング大会で、私が使用したボールの重さである。

キッズ用のコーナーから選んだ。7ポンドはおよそ3キロ。4歩でそろそろと投げて、おー!転がった。

バイキング料理とボーリングをセットにして、長男が企画してくれた。

病気して以来、フライパンも持てないほど、筋力が低下していたけれど、3キロのボールが持てるまでに快復したことがうれしい。バイキングは食べすぎないこと、ボーリングは無理しないことを肝に銘じての参加。

 

ボーリング大会運営委員会から、「応援頑張ったで賞」をいただいた。パソコンの得意な小4の孫が、賞状を準備してくれていた。うれしかったぁ~。小学生の子たちが、3歳5歳のちびちゃんたちの面倒をみてくれたのもうれしいことだ。いとこ同士の関わりは微笑ましい。

今回、仕事の都合で参加できなかった娘婿や、遠く離れて住んでいる二男家族とも、いつかまた、みんなで集いあいましょう。幸せな家族日和でした。

「蕾菜」

「つぼみな」かわいい名前です。

福岡で生産されているそうな。アブラナ科の一種らしい。蕾に似たカタチをしており、春の訪れを告げる野菜。

折しも、今日は中学校の卒業式。胸に花をつけた中学生が数人帰っていた。

天気が良くてよかったね。卒業おめでとう。

進路先がまだ確定してない生徒がほとんどだろうから、不安もあると思うけど。

しっかり、前を向いて進んでほしい。

卒業式では 何を歌ったかな? それが気になる元音楽教師でした。

 

知人からいただいた蕾菜、どうやって食べようか。やっぱり天ぷらかな?

文・写真:小寺 卓矢 「だって春だもん」より