「野に咲く花のように」

ホトトギス、フジバカマ、ハギ

お花屋さんでは見かけない野に咲く花。

か弱そうだけど、凛としている花たち。ホトトギスは白地に赤い斑点が珍しい。フジバカマもハギも名前は聞いたことがあったけど、見たことがなかったかも。

お客さんが手につかんで持ってきてくださった。野に咲く花たちを愛でると、すがすがしい気持ちになります。

「食欲の秋」

嘉麻市にある「よもぎうどん」

メニューが店名?

よもぎ入りの太麺に牛すじの煮込みとゴボ天たっぷりの、看板メニューをいただきました。濃いめのスープが北九州風? 美味しかったです!

「食欲の秋」が止まりません!!

「日記帳」

この日記帳が最後まで書き続けられますように。と扉の部分に書き込んである。

 

去年(2023年)の日記帳を振り返っている。

10月。主治医の先生の励ましを受けて、茨城の孫の運動会を見に行った頃だ。

体力を考慮して、シンプルな日程で、二男家族には大変配慮してもらった。おかげで、孫たちと再会でき、感動的な運動会を満喫することができた。

そして、1年の月日が流れて、2024年、今を生きている。明日は地元の小学校の運動会だ。子どもたちのハツラツとした動きや笑顔は本当に幸せを感じる。その子なりの精一杯がいいのだ。運動も文化的なことも、子どもたちを応援するのが好きだ。

生きている。生かされている。それだけで有り難いことだと感じる。

私の今があるのも、みんながたくさん応援してくれたから。本当に感謝です。

どうか来年の日記帳も書きつづけられますように。

詩:弓削田 健介  絵:松成 真理子 「しあわせに なあれ」より

「キース・ジャレットを聞きながら・・・」

ドアも窓も閉めて、大音量で聴きながら、芋ツルの皮むきをした。

八百屋さんで「あ、芋ツルが出てる!」と思ったけど、細くてこりゃ皮むきは大変だと思いつつ、買ってしまった。

キース・ジャレットは、学生時代、高いチケット代を払って武道館にコンサートを聴きに行ったことがある。

ジャズピアニストとはこういう人を言うのだと思った。感動した。そして、早半世紀近く?を経て

芋ツルの皮をむきながら、聴いている。

おばあちゃんになったもんだ。芋ツルの皮むきは母の手元を見ながら、覚えた。

編み物も、母の側で見よう見まねで、長編みを覚えた。いつも母の側にくっついていた私だった。

キース・ジャレットを、急に聴きたくなったきっかけは、Eテレの特集を見たから。

昨日は編み物をしながら、キース・ジャレットを聴いた。

は~!!やっぱ、いいね。

構成・文:こが ようこ  絵:降矢 なな 「ねーずみ ねーずみ どーこ いきゃ?」より

「文字の力を信じる」

文字は魂を残すもの 「自分の生きた証し」

文字の力を信じるから、自分の思いを僕は書く。(パイロットコーポレーションの新聞広告から、抜粋)

自分の手でノートを書くのも、そうしないと何か大事な考えやアイデアを逃してしまう気がするからです。書くことで、自分の中に何かが残って行く感覚が強くあります。元侍ジャパンンの栗山秀樹監督の言葉です。

おこがましいけど、同感です。

トシをとっていくと、頭の中がごちゃごちゃしていて、メモを残しておかないと心配で、日記を書いています。

ほんとに、昨日何したっけ?明日は何をしたらよかったっけ?てなる。曜日を間違えることもある あ~あ

絵本は 「マッチ箱日記」

文字を書けなかったひいおじいちゃんの、マッチ箱に入れた思い出。

文:ポール・フライシュマン  絵:バグラム・イバトゥリーン  訳:島式子・島玲子 「マッチ箱日記」より

「かべちょろ」

「おばあちゃん、トイレに カベチョロ がいるよ」

と4歳の孫娘。トイレの中にいたら、落ち着いて、できないだろうと思われたけど、有り難いことに、ガラス窓の外にへばりついていた。というか、さりげなくいた。

孫の家では 家の中にも小さいのがちょろちょろいるから平気だよ とママが言う。

 

ところで、カベチョロとは福岡地方の方言とか。九州でも通じないところもあるらしい。

家守(やもり)と言うのが正式名称。家守と言う名前からして、まじめそう。

やもりに似たのに、いもりがいる。やもりは家の中にいて「は虫類」。イモリは池など水辺にいて「両生類」。

今、家人に教えてもらった。

どちらも自然との共生の象徴であり、家にあらわれることは良い兆しらしい。良かったやん。

 

身近にカベチョロの存在が無ければ、なんのことやらですよね。

監修:石田秀輝  文:松田 素子 江口 絵理  絵:西澤 真樹子 「ヤモリの指から不思議なテープ」より

作:中川 ひろたか  絵:村上 康成 「こんにちワニ」より