アンデルセンでした。

たぶん幼稚園のころ、持っていた絵本の名前は「白鳥の王子」のような・・でも、それからこの年になるまで、この絵本に再会していない。

ところが、安野光雅著の「旅の絵本」Ⅳデンマーク編<アンデルセンの世界>の解説を読んでいたら、なんとそこに「野の白鳥」として11人の王子と末の妹のエリサの話がでているではありませんか。これこれ!!確かに11羽の白鳥が飛んでいて一人の女の子がいます。へ~アンデルセンだったんだ、恥ずか しながら納得。

「旅の絵本」はドローンで撮影したような風景画が細かく描かれていて、デンマーク編ではどのページにもアンデルセンのお話がたくさんちりばめられています。風景画の中に絵本の主人公がさりげなくいて、それを見つけるのが楽しい。それにしても、幼いころのお話を半世紀以上記憶しているワタシすごい? あ、アンデルセンがすごいのか、そういうことだね。

福音館書店「旅の絵本Ⅳ」より