たこ焼きとおつかい

ホットケーキやお好み焼きやたこ焼きなど、粉ものがすき。

先日もたこ焼きを焼いた(お父さんが)。孫用には、たこではなく、チーズやチョコを入れたので、もはや「たこ焼き」ではないが。

たこ焼きの絵本といえば、くすのきしげのりさんの「しょうじき50円ぶん」。たこやきやのおっちゃんとの会話が関西弁で楽しい。おつりを多く、受け取ってしまった兄弟は、考えた末に正直に50円を返しに行きます。そして、おっちゃんは二人に正直50円ぶんの粋な計らいをしてくれます。

正直な心にすがすがしさを感じる絵本だけれど、お店屋さんでの、大人と子どものやり取りが素敵だ。最近の子供たちには、なかなか経験できないのではないだろうか。スーパーのレジでは現金よりもカードの支払いを見ることが多いかもしれない。スーパーや個人商店でのお使いの経験を見守ってあげられる大人でありたいものだ。

あかつき「しょうじき50円ぶん」より

福音館書店「はじめてのおつかい」より