そういえば、今年の冬は編み物をしなかった。

なんでかな?

忙しかったっけ? 昨年の冬の方がいろいろあって、大変だった気がするのに。

毛糸の編み物は秋ごろから始めると、大作の場合、春が近づいて、間に合わなくなることがある。

若いころの経験です。

ここ数年は、生まれてくる孫たちのためにおくるみやベストなどを編んだ。

赤ちゃんの物は洗濯機で洗える方がいいし、毛糸で編んだものは使い勝手としてはねぇ今いち。

わかってはいるけど、編んでるときに幸せを感じるのです。わが子のときもそうだった。

冬生まれの長男は、生まれるまで、男の子か女の子かわからなかったから白の毛糸で、サックコートや帽子や靴下を編んだ。二人目はクリーム色で、三人目は待望の女の子だったから、ベビーピンクで。4人目はえーっと、ごめん、赤ちゃんの物は編まなかったかも。でも、マフラーとかは編んであげたよね。

春が来る前に、ちょこっと編みたくなったなぁ。

ほるぷ出版「しずかに あみもの させとくれー!」より