友人がお墓掃除に行ってきたと言うので、この暑さの中えらいなぁと思っていたら、もう彼岸の入りだった。
22日が秋分の日でお中日。 お盆から月日の流れが速い。家には仏壇が無いけれど、お彼岸の日程くらいは頭にいれておかなくてはいけない。ご先祖様や、近しい仏様にも、感謝と冥福を祈る気持ちを持たなければと反省する。
そういえば、今年はもう彼岸花はさいているのだろうか。この暑さでは秋の気温にならず、彼岸花も戸惑っているのではないだろうか。自分の田舎では、畑のあぜ道に真っ赤な彼岸花がびっしりさいていた。真っ青な秋の空に映えていた、高校生のころのなつかしい一コマだ。
おじいちゃん、おばあちゃんの絵本の紹介
「おじいちゃんがのこしたものは」 家族全員でクリスマスに読むおじいちゃんからの手紙。宝物の言葉です。
「おじいちゃんのたびじたく」 ほわほわ白いおきゃくさまは、灯りを持って、旅のお供に来てくれました。
「おばあちゃんのおくりもの」 だいすきなおばあちゃんがのこしたもの、どんなことがあってもかわらない。
「おばあちゃんのにわ」 ぼくは身振りや手振りで、さわったり、わらったりして言いたいことを伝えあいます。
「なきすぎてはいけない」 わたしがすきな おまえは わらっていたおまえだから。
「わすれられないおくりもの」 かけがえのない友をうしなって、どう、悲しみを乗り越えていくのでしょうか。
ワタシは子どもや孫に何か残せるものがあるだろうか。
文:マイケル・モーパーゴ 絵:ジム・フィールド 訳:佐藤 見果夢 「おじいちゃんが のこしたものは…」より
文:キャリー・ガラッシュ 絵:サラ・アクトン 訳:菊田まりこ 「おばあちゃんのおくりもの」より