「だってだってのおばあさん」よりちょっと若い。

絵本の広場でも紹介した、このおばあさんは98才。ウチの母は92才。

「どーっこも悪いとこはない!」と本人は言います。「薬も飲んどらん。病院にもかかっとらん。」

その通りなのですが、やはり一人暮らしは厳しい状態にあります。元気だけれど、もうそろそろ、人のお世話になってもいいころです。「だってだってのおばあさん」のようにポジティブ思考は結構なのだけれど、現実は危なっかしいです。

「おばあさんのスープ」(女子パウロ会出版)のようには、もうスープが作れない。昔は何人お客が増えても、何とかするほど、手際よくお料理をつくっていたけど・・・

「こんとあき」(福音館)のおばあちゃんのように、昔は縫い物・編み物が得意だった・・・

「エマおばあちゃん」(徳間書店)の歳の頃は海外旅行のツアーにたくさん参加して、アクティブなおばあちゃんだった・・

でも、現実を受け止めるしか、ないかなぁ。

ちなみに、私は「はやくあいたいな」(絵本館)のおばあちゃんになりたいです。

絵本館「はやくあいたいな」より