もはや、子ども番組の位置づけではもったいない。始めはなにやら種が両手にいっぱい。そして植物を収穫すると、カッターで裂いて、束ねて、糸で縛って、柄をつけて・・・その熟練した手の持ち主は80歳にもなろうかと思われるおばあさん。一心に箒をつくる姿に一切の説明がない。曲げ物の弁当箱、おろしがね、ガラスのコップ。テーマは「つくる」。職人さんの仕事場、指先、表情が全てを語っている。
Eテレすごい。制作者のヒトすごい。短い時間でギュッと詰まったおいしさというか・・。
「ピタゴラスイッチ」や「コレナンデ商会」も好きです。
ブロンズ新社「しごとば」より