「カエル、さわったことあるよ。」

昨日は小学校で昼休みのおはなし会だった。

雨の日が続いて、やっとお天気になったから、昼休みは図書室に足が向かないのではと思っていたけど、

30人以上の低学年の子たちが集まってくれた。

1冊目はNさんが「カモメたくはいびん」(いしいひろし)を。2冊目はIさんが「おならまんざい」(長谷川義史)を。そして、3冊目はワタシが「カエル、やめるや」(デヴ・ペティ)を読んだ。

Nさんの声はよく通るので、1冊目から、図書室全体が一気にお話の世界に入っていった。

2冊目も楽しい漫才風の会話絵本でクスクス笑いがこぼれる。

3冊目では「カエルの鳴き声聞いたことある人?」と質問。ほとんどの子が手を挙げる。

「カエルを触ったことある人?」で3分の1くらいに。

その中のひとりの男の子が「ウシガエル、さわったことある!!」と身を乗り出して、得意そうに教えてくれた。

その話、もっと聞きたかったけど、「では、カエルをやめたいカエルのはなし、始めます。」

カエルはカエルがいやなのです。ヌルヌルしてるし、虫ばっかりたべるし。それよりも、フサフサでかわいい動物になりたいカエルは・・・おおかみさんに出会って、『いいはなし』をききます。それはなんと!

マイクロマガジン社「オレ、カエルやめるや」より