「かめまんねん」

小学校の昼休みのおはなし会に行ってきた。

読んだ本は「かめまんねん」

「かめの おっちゃん、おきて、おきて」こねずみが早口でいいます。

「おっちゃんは 長生きやから 時間が いっぱい あるやろ。その時間を ぼくに ちょっとわけてほしいねん」

なんのことはない、あそびたいから、かわりに宿題やってくれ、とたのみごと。「ほな、たのむで」

かめはのっそり「かめへん」

それから、動物たちが 次から次にかめのところにやってきては頼み事をするのです。

そのくり返しの展開でこどもたちにも「かめへん」を唱和してもらいました。

そこに鶴がやってきて、鶴の一声で動物たちは反省をし、「かめさん、ごめんなさい」と自分たちの好物を差し出します。どんぐり、かつおぶし、にんじん、パイナップル・・・と。

子どもたちはこのあたりで「あっ!」『ニヤニヤ』 次のことばが「かめへん」と思いきや・・・

他に読んだ本は「だいぶつさまのうんどうかい」と「おおきなかぼちゃ」

文研出版「かめまんねん」より