中央分離帯とイチゴ

中央分離帯。味気ない言葉だ。ウチの近くの道路の拡張工事が始まって、もうどれくらい経つだろう。

いろいろ事情もあってなかなかスパッとは進まない。

でも確実に二車線になりつつあり、最終的には中央分離帯もできるとか。それによって細い道から直進できない交差点もできるらしい。

車が多いから、道を広げるのだろうけど、道が広くなると、車も更に多くなるわけで・・・

コンビニもスーパーもなんでも揃っていて、便利だけれど、イチゴのビニールハウスはめっきり減って

住んでいながら、郷愁を感じるのは秋だからかな。

長男をベビーカーに乗せて散歩していると、ビニールハウスから積み立てのイチゴをつまんで、「はい、どうぞ」と分けてくれた、懐かしいのどかな日を思い出す。もう35年も前のこと。

大日本図書「いちご」より