「ぎゃあー」最近、一番びっくりしたこと

お店に入ってきたときから微笑んでいた。

「○○○先生! ゆうこです。」

旧姓の名前で呼ばれて

「ぎゃあーーー」びっくり仰天とはこのことか。

 

まあまあまあ・・・・

小さな離島の小中学校に新採として赴任したころの生徒だった。

意外にも現在は近くに住んでいて、さらにびっくり。

島は同じ名字が多いので、生徒も島の人も下の名前で呼ぶ。○○くんや○○さんは?と近況を聞きながら、なつかしさでいっぱい。思い出が次々にあふれてきて、僻地の学校での日々は、ほんとうに豊かで濃い時間だった。

漁船(当時)で2時間半揺られて、荷物と一緒に島に渡り、赤い屋根の木造の新校舎に着くと、職員室の机の上に「校歌」の楽譜。

あー、明日の始業式で弾くんだ。やばいやばい。

宿舎に古いオルガンがあったので、それで練習をして、ハラハラしながら、当日の「校歌斉唱」。

小中併せて、20人あまりの生徒たちの声が、なんと高らかですてきだったことか!

 

ゆうこさんに耳元で「ところでいくつになったの?」

「あーそうだよね。11こぐらいしか年は離れてなかったんだよね。」あの頃は若かった。

偕成社「かぜは どこへいくの」

こんにちは 赤ちゃん

妊婦さんの時にお店に来られて、「赤ちゃんが生まれたら、また来ます。」

そして、赤ちゃんを連れて再び来店されると、とってもうれしい。

ほやほや赤ちゃん こんにちは!!

赤ちゃんって 周りの空気やひとの心を浄化してくれるような気がする。すごいね。

2ヶ月、3ヶ月の赤ちゃんのママは寝不足もあり、大変だと思いますが、どうぞ、時々、大きく息をはいて深呼吸。赤ちゃんとの生活に少しづつ慣れて来たら、「たねぽけっと」に遊びにきてくださいね。

童心社「いないいないばあ」より

「かめまんねん」

小学校の昼休みのおはなし会に行ってきた。

読んだ本は「かめまんねん」

「かめの おっちゃん、おきて、おきて」こねずみが早口でいいます。

「おっちゃんは 長生きやから 時間が いっぱい あるやろ。その時間を ぼくに ちょっとわけてほしいねん」

なんのことはない、あそびたいから、かわりに宿題やってくれ、とたのみごと。「ほな、たのむで」

かめはのっそり「かめへん」

それから、動物たちが 次から次にかめのところにやってきては頼み事をするのです。

そのくり返しの展開でこどもたちにも「かめへん」を唱和してもらいました。

そこに鶴がやってきて、鶴の一声で動物たちは反省をし、「かめさん、ごめんなさい」と自分たちの好物を差し出します。どんぐり、かつおぶし、にんじん、パイナップル・・・と。

子どもたちはこのあたりで「あっ!」『ニヤニヤ』 次のことばが「かめへん」と思いきや・・・

他に読んだ本は「だいぶつさまのうんどうかい」と「おおきなかぼちゃ」

文研出版「かめまんねん」より

かしわごはんの おにぎりひとつ

「あら、久しぶり!」 昨日も来たのに。

「おいしい~」かしわご飯のおにぎりをほおばる。

「かわいいねえ」ひ孫の動画を見て喜ぶ。

「きもちがいい」湯船に浸かって言う。

その言葉を聞きに母の元へ通う日々。

娘の顔はまだ忘れていない。

ブロンズ新社「天女銭湯」より