今年は太鼓の音が聞こえなかった気がする。
最近まで、お盆前になると、和太鼓の音があっちの地区、こっちの地区と競い合うように聞こえたものだ。
盆踊りも徐々に無くなっていくかと思うと、何となく寂しい気がする。
輪踊りは何とも言えない愛着がわく。チラチラ見える前の人と、後ろの人、周りの人。にっこりが生まれる。
4歳の孫娘に、浴衣が買ってあげたくて、言ったら、「来年でイイよ。今年まで持っている浴衣が着れるから」という。子どもの浴衣はシーズンものだし、来年会うサイズがあるかどうかわからないから、結局大きめのものを買ってあげた。1年待って、身長が伸びても縫い上げが必要だが、そのときにがんばろう。
着せて見るとやっぱり可愛い。今、紺地の布に赤い帯はお姉さんぽい。まだ夏祭りもあるし、あれ、縫い揚げ、間に合わんね。もう小さい赤い浴衣は着ないかなあ
盆踊りの太鼓、もういちどききたいなあ。

作:ますだ ゆうこ 絵:たちもと みちこ 「おぼん ぼんぼん ぼんおどりの日!」より
