「けんってなに?」

博多弁、北九弁、筑後弁を総称して、福岡ことばというまとめ方らしい。

わたしのふるさとの筑豊はどちらかと言うと北九弁に属するかな?

小林由明さんの「ウィキャンスピーク 福岡ことば」がおもしろい。

確かに、福岡在住の人がみんな博多弁を使うわけではない。

福岡の地理と歴史と言葉をざっくり復習した後、具体例がいっぱい載っていて、いちいち うなづける。

今や方言(地方の言葉)は市民権を得ていて、メジャーになっている。「とっとーと」や「好いとーよ」は訳さなくてもいいくらい? そげん⇒そんなに。 よかろうもん⇒いいでしょう(自慢したいときや許可をもらいたいとき)

なおす⇒かたずける。 かべちょろ⇒やもり。 こまめる⇒両替する、お金をくずす。 かしわ⇒にわとり。諸々・・・

標準語をしゃべっているつもりでも、イントネーションで、九州の人ね。とばれることがある。『だけんなん?』

沖縄から引っ越してきた孫が、わたしに聴いた。「おばあちゃん、けんってなに?」

「だけんねーは、だからね」「行ったけんねは、行ったからね」 「ふ~ん」 沖縄言葉のかわいいイントネーションだった孫も今はすっかり博多弁。

著者:小林由明 「ウィ・キャン・スピーク  福岡ことば」より