「タケノコからかぐやひめ」

いやいや、タケノコから生まれたわけじゃない。八百屋さんのタケノコから、竹の中から生まれたかぐや姫を連想し、竹取物語を読み返してみた。もちろん現代文で。

美しく成長したかぐや姫は、5人の男性からプロポーズを受けるが、全員、難題をクリアできず、すべて却下される。

そして、月からのお迎えかと思いきや、帝との恋愛物語も絡んでいた。 御所へ参らせることは断念されたが、和歌や手紙のやりとりで、3年余りの月日をおくっている。あら、ラブロマンスじゃん。

そして、月からの使者は当時の中国の王侯貴族風で、さらにSFの要素もある。1000年も前に書かれた物語とは思えない。それにしても、美しい容姿は罪なものよのぅ。

文:長尾剛 絵:若菜等+Ki 「竹取物語」より