お手紙

がまくんのように、お手紙を待っていたわけではなかった。

だから。

それはそれは突然に、うれしいお手紙が届き、ビックリでした。

先日、雨の日にご来店いただいた、仲良しファミリーのパパさんからで、とっても丁寧なお手紙でした。

お店の雰囲気や絵本のチョイスを気に入って下さったこと、雨宿りの時間に演じたパネルシアターが楽しかったことなど・・奥様の感想や子どもたちの言葉などを便せん3枚に!!

本当にありがとうございます。

 

オープンして2ヶ月半ほど。お店の運営のことも、絵本のことも、不安がいっぱいのスタートでしたが、こんなお手紙をいただくと、とっても励みになり、絵本屋を始めて良かったと心から思いました。まだまだ未熟で、勉強しなくてはならないことがいっぱいですが、経理部長兼営繕係(廃材加工担当)と一緒にがんばっていこうと思います。

仲良しファミリーさん、また遊びにきてくださいねぇ。

文化出版局「ふたりはともだち」より「おてがみ」

 

雨が降り続いています。大雨、土砂災害など各地、心配ですね。

 

ハッピーバースデイ!

今日のおはなし会に来てくれた、ハンサムKくんは今日が1才のお誕生日。

おめでとう!!

お誕生日の中でも1才はとっても特別ですね。

生まれるまで、そして生まれてからの一年・・・

 

生まれてきてくれて、ありがとう。って思いですよね。

短冊に書いたママの願いは

「毎日、健やかに過ごせますように。笑顔いっぱいで過ごせますように」

 

そして、おしゃまなレディのRちゃんはKくんよりちょっとお姉ちゃんなので、Kくんをお友達と思っています。同じくらいのお友達を意識するのって大事ですね。今日も表情ゆたかにリトミックをしてくれました。

短冊に書いたママの願いは

「たくさんたべて、おおきくおおきくなーれ」

 

台風7号通過中で「きしゃぽっぽ」

子どもたちはトーマスが好き、新幹線が好き。

でも「きしゃぽっぽ」も絵本の世界では負けてない。

「きしゃぽっぽ」は死語ではないのです。

 

プラレールではお兄ちゃんとの折り合いをつけるのが難しい。すぐ、「だめっ!」って言われるし。

でも、ボクのお気に入りの「よこながきしゃぽ」は二人で遊べるからうれしい。

 

梅雨明けはまだだけど。

関東のほうが先に梅雨あけしちゃって・・・

桜の開花宣言みたいに何でも早いほうがいいわけでもないけど。

 

7月になったので、お店に少し夏を呼び込みました。

笹もどき飾りも。店主のお願い事もちゃっかり短冊にしたためました。

お店に短冊とペンを用意してありますので、もしよろしければ、いかがですか?

雨の日に。その2

雨の日だから。ネットで調べてお店をたずねてきてくれたファミリー。

パパ、ママ、4才の女の子と1才の男の子。絵本を読んでもらったり、『ぐり、ぐら』の軍手人形で遊んだりしているウチに、少しずつリラックス。

絵本を買ってもらって帰ろうとしたら、スコールのような雨が降ってきて、お店の駐車場に行くまでにずぶ濡れになりそう。

雨宿りの間に、急遽、パネルシアターをすることに。たまたま、娘がきていたので、キーボードを入れて「すてきな帽子屋さん」をした。お姉ちゃんは動物が出てくるたびに、帽子を選ぶたびに「うわぁ~」と歓声を上げてくれる。それがとってもかわいくて、周りの大人たちまで誘われて笑顔。突然のどしゃ降りでとってもいい時間がすごせました。すてきな仲良しファミリーでした。

お気に入りの絵本はくまくまパン。

あかね書房「くまくまパン」より

雨の日に。その1

昨日は月に一度の、ころりん食堂(子ども食堂)でのおはなし会に行ってきました。

ちょうど、お昼ご飯が終わったところで、まあ、賑やかなこと。

雨の日にもかかわらず、というか、雨の日だから、20人以上の大入り満員!

おはなし会仕様にイスを並べ替えて、挨拶をすると、それなりに静かになって、ホッとする。

 

始めに読んだ本は「なんにもせんにん」。山口県に伝わる昔話で、『働く』がキーワード。

石川えりこさんの絵の力があって、子どもたちは絵本に集中。シーンとしてました。ツボの中の小さい男がむくむくと大きくなるのが面白いのでしょう。小さい子にも大丈夫でした。

すずき出版「なんにもせんにん」より

次に「オレ・ダレ」。参加型で「せーの」のかけ声で、みんな力一杯大きな声で答えていました。お腹いっぱいになったから、元気のよい声も出るはずだ。

講談社「オレ・ダレ」より

そして「いいからいいから2」。シリーズものなので「しっとう」(知っている)の声がちらほら。最後になぞなぞの絵本。

今日も子どもたちに元気をもらいました。ありがとう

きっと知らない

ありがたいことに、中学の同窓生がお店を訪ねてきてくれた。

先日、「F君にもメールで伝えといたよ」と中学時代の親友から知らせがきていたので、もしかしたらとは思っていたが、ご夫婦でかわいいお孫ちゃんを連れてご来店。

名前を言われて「やっぱり!!」

「中2で転校したけど・・・」 ありゃそうだったの?

私は中学生だったF君のことを知っている。顔と名前と部活と。でも一方的に。

なぜなら、友だちから、しょっちゅう、F君の名前を聞かされていたから。

でも、私は同じクラスになったことはなかった。

はて? 彼はわたしのことは知らないのでは??

そりゃそうだ。なんの接点もないのだから。旧姓も、あぁ、きっと知らない。

と気づいたのはお客さんが帰えられてから。

 

「友だちが絵本屋始めたから、行ってみて」のリクエストに、同窓生つながりで来てくれてありがとう。今後お見知りおきを!

同じ学舎で過ごしたのは半世紀も前のこと。同郷というだけで懐かしく話ができる。

これってすごいなぁ。

 

なつかしい気分になると、くどうなおこさんの詩が読みたくなります。

童話屋「のはらうたⅠ」より

あとからマース

早朝の散歩は高齢者っぽい方が多いです。私たち夫婦はポテポテ歩きますが、颯爽と早歩き、もしくはジョギングの人も。すれ違う時には、どちらからともなく「おはようございます」の挨拶。

お散歩同士だとゆるりと丁寧に。ジョギングの方にはお互い「ま~す」ぐらいしか聞こえないし、「ま~す」しか言ってない。先日のおひげのおじいさんは矍鑠(かくしゃく)として背筋がピン。でも足元は一歩一歩という感じ。挨拶してもお返事がなく、聞こえづらいのかあと思っていると、通り過ぎて、背中から「ま~す」が聞こえてきた。ほっとして、ちょっとおかしかった。

偕成社「ごあいさつあそび」より

祈りの日

沖縄「慰霊の日」によせて

 

すべての いのちが

かみさまが くださった じかんを

せいいっぱい いきて かがやく

それこそが

「へいわ」という たからもの

この かわいい ても

いつか かあさんのてを つつみこむほど

つよく おおきくなるでしょう

その てが

どうか

銃などにぎりませんように

 

岩崎書店「おかあさんのいのり」より