あこがれのキッチン

 

ママの手作りとは思えない力作です。

牛乳パックや段ボール、百均の壁紙シートなどを駆使して。

水道の蛇口やオーブンの扉、引き出しも。すごいです。

コック帽を被ったSO-TAくんが目に浮かびます。将来はフレンチかイタリアンのシェフ?

今は・・電車大好きっ子で、電車のおもちゃが手放せませんけどね。

「たねっぽさん」を探して!

お店の入り口が華やかになりました。

ウエルカムボードのおかげです。

お友達がとても丁寧にトールペイントを施し、プレゼントしてくれました。

上等で上品で・・・あら、店主にぴったり!!(笑)

お店ももうすぐ2周年、みなさんに支えられて続けられることに、感謝です。

 

ボードの花模様やポケットの中に、こびとの「たねっぽさん」がたくさんいます。さて、みんなで何人でしょうか?

あの日に想いを寄せて

東日本大震災から9年。新聞の隅から隅まで読んでも、やはり、復興途上だ。

原発被災については全く先が見えないし。負の遺産を子供や孫に押し付けていいわけがない。

 

「あの日からの或る日の絵とことば」という本があります。

 

3・11と子供の本の作家たちというサブタイトルで、32人の絵本作家さんの絵とエッセイでつづられている。新聞記事だけでなく、それを忘れないために本にすることは大事。

創元社「あの日からの或る日の絵とことば」より

ふむふむ、なになに

新聞をひろげているのはパパ。「んぐ~」と相づちをうっているのはAKIちゃん(2ヶ月)。

実はパパは音読しており、キッチンにいるママにも記事の内容が聞こえている。

「私はどっちかというと、絵本のほうが好きかも・・・」(AKIより)

 

今日は東京大空襲の日(1945年)75年前。死者10万人、家を失った人100万人。襲来したB29、279機。投下した爆弾1665トン。(3/10、朝日新聞の記事より)

セピア色の「マッチ箱日記」

もし、文字が書けなかったら、どうやって記録を残すことができるだろう。

「ひいじいちゃんは読むことも書くこともできなかった。だから、マッチ箱にその日の思い出をいれることにしたのさ。」それは瓶のふたや新聞の日付の部分など。

小さな箱はそれだけで魅力的だけれど、このマッチ箱は切実な日記帳なのだ。

 

マッチ箱は最近、とんと見なくなった。子供のころは七輪やお風呂沸かしで大きなマッチ箱を使っていた。昭和の話。地域性かもしれないけれど、それは子供の当たり前のお手伝いだった。今はマッチを使ったことがない子供も珍しくはないのだろう。

BL出版「マッチ箱日記」より

一瞬の「いま」を

♪まつゆき草をおとり 12のつきの贈りもの 凍った「とき」の流れは すぐに溶けて走り出す

一瞬の「いま」を千秒にも生きて このうれしさを 胸にきざもう

特別支援学校の卒業証書授与のとき、林光さんのこの曲を最初に必ず弾いた。前奏のメロディがとてもきれいなのだ。

そして。

その子の笑顔を思い浮かべながら、選曲をした。学習発表会のときの曲や今月の歌や、もちろん音楽の時間に歌った曲も。オルゴールのように・・・

あかりちゃんは「らっぱ水仙」の歌が大好きだった。弾き始めると細い体を揺らしながら、ピアノの傍までやってきて、にっこり。会場も暖かくそれを見守り、担任はさりげなく、校長先生のところまで誘導して、証書を受け取ることができた。あかりちゃんは元気でいるだろうか。卒業式のなつかしい思い出の一つだ。

フレーベル館「12つきのおくりもの」より

3月の「たねっぽおはなし会」、「大人のおはなし会」中止のおしらせ

中止のお知らせをすることを、とてもとても迷いましたが、

こどもたちとの手遊びや絵本読みは、膝を寄せ合ってするものですから、少人数とはいえ、やはり感染防止のため、断念せざるを得ません。

どこもかしこも中止や休業で、親も子もストレスがたまりますよね。

お店は通常営業していますので、ランダムにお店に立ち寄っていただけたらと思います。

 

大人のおはなし会(3/9)も、今回はたくさん事前申し込みをしてくださったのですが、中止とさせていただきます。今回は『語り』もしていただく予定でした。とても残念です。

皆さん、くれぐれも手洗い・睡眠・栄養・・・などの感染予防に努めてくださいね。

4月はぜひ、おはなし会が開催できますように。

 

おばあちゃんの ひらめきあれこれ。

あやとりの本とひも2本。折り紙の本。米粉ねんど。

孫ちゃんたちが、おうちで遊べるものをあれやこれや、送ったそうな。

そして、お砂場遊びができるように、除菌砂も!!

すごいなあ。おばあちゃん(お客様)の愛と実行力。

参考にします。

 

スーパーにもドラッグストアにもトイレットペーパーがありません。

困ったことです。

ポルラ社「おとこのこのトイレ」、「おんなのこのトイレ」より

「希望の図書館」・・本の題名です。

図書館の新刊コーナーで、酒井駒子さんの装画とタイトルが目を引き、手に取った。

母と死別し、アメリカ南部から北部シカゴに移り住んだ、父と少年の話だ。

シカゴ公共図書館分館は、黒人にも開かれていた。

少年が初めて、図書館に足を踏み入れる時の様子がとてもいい。シカゴ・ブラック・ルネサンスと呼ばれる黒人文化も興味深い。

児童文学で、小学校高学年ぐらいからお勧め!

ポプラ社「希望の図書館」より