「しあわせ度・・」

「普通じゃん」と孫が、顔見て言ってくれた、あの日から、一年を迎えようとしている。普通じゃないけど・・・基準を変えれば、ワタシなりの普通になる。

病気がわかって、今までの人のつながり、新しい人との出会い、たくさんの人に支えてもらいながら、今日の日があることに感謝だ。

だから、普通じゃなくても、おばあちゃん的には 「しあわせ度」100%です!!

詩:内田麟太郎 絵:南塚直子 「こんにちは あした」より

「どおして、こん子は・・」

わが子に対して「どうして、こん子は、こげんあるとかいな」と思うことがあると言うと、同僚から「へー???」意外と笑われた。9歳離れた長男は「ちゃんと、躾(しつけ)りいよ」(ボクにはきびしかった)

「はあ・・・」(確かに、お父さんが)

末っ子は、わがままいうし、お行儀悪いし、そしていつまでも、甘えて膝に上にのってくるし。

でも、かわいいのだ。ニーって笑う笑顔とか。

 

そして、意外にも、彼女は15歳で自分の進路を決め、寮生となり、親元から離れた。寮では友達、先輩に恵まれ、ぶれることなく、2級1級と資格をとり、今は建築士として働いている。

 

わからないもんだな~

私の体調が悪い時には笑顔でよりそってくれる頼りになる存在だ。

付け加えて、長男、次男、長女もみんなよい子に育ちました。有難いことです。

え・ぶん 加古里子 「あなたのいえ わたしのいえ」より

「あぶない」

包丁、「あぶない」、はさみ、ごっつんこ、「あぶない」。

絵本の中の踏切を見て、「あぶない」。電車は好きだけど、保育園の近くに踏み切りがある。

2才2ヶ月のボクの中に「あぶない」が着地した?

2,3才児の言葉の獲得はすごいな~ とおばあちゃんになって、気づかされる。

こっちは言葉を忘れる一方で、「あれあれ、なんだっけ?」

 

大麻の大学生も、高齢者のドライバーも、裏金疑惑の大臣さんたちも、「あぶない」って言葉を知ってた?

 

今日は保育参観、鬼さんが来るかもしれないね。今日は「こわい」を体感して来るかな?

にしはら みのり 「いもむしれっしゃ」より

あんこが はいってなーい!

おみやげにいただいたおはぎをさっそく、4歳児のおやつに。

たいやきなどあんこ系は好きなはず。

なのに、「あんこがはいってなーい」とひとこと。彼女の経験値から、あんこはお饅頭の中にあるはずと思っていて。

おはぎは外側にあんこがたっぷりだよ。と教えてあげると、納得したのか、ぱくりぱくりよく食べました。きなこもちの中にはあんこが。これもにっこりもぐもぐ食べてくれました。

感動!!

涙がポロポロこぼれました。

こんな日が早くきますように。との願いを込めて描いてくれたそうです。

まさしく、こんなふうに、お話し会を復活させたい、と思っていたのに、

体調が思わしくないと、希望がどっか行っちゃってました。

でも、速達で届いた、この絵を見たら・・・ワタシはこの子どもたちとのふれあいの時間を楽しむために、生きようと改めて思いました。今は絵のようにこんなにふくよかでは無いけれど。

バックに描いてある絵本の数々も、バムケロファミリーのちいさなヤメピやいまちゃんもそれぞれの居場所があって、しかも絵本を持っている。それから、孫が書いた絵も、ワタシの袖を握っているバムちゃんも。入り口に置いてあるプーさんも。ほんとに詳細で可愛い!!

ありがとうを何回言ったらいいのだろう。

小学校からの友達とその娘さんにこころから感謝します。

 

ワタシを支えてくれる中学校からの友人や若い友人もいつか紹介しますね。

手紙

寒い日が続いていますね、おかわりありませんか?

あの日、顔をみせにいった赤ちゃんはもう4才になりましたよ。そして、弟も生まれて、六人のひい孫たちはみな元気です。いつの間にか、ワタシも六人の孫を持つ、おばあちゃん。

そうそう、末の娘も結婚し幸せに暮らしていますよ。優しい彼に、合わせたかったなぁ。

 

庭の水仙がさきました。お母さんの好きだった、「早春賦」の歌をくちずさんでいます。

まだまだ、会いにいけませんが、どうぞ安らかにお過ごし下さいね。

母の命日に寄せて

作:薫 くみこ 絵:黒井 健 「赤いポストとはいしゃさん」より

大寒卵(だいかんたまご)

しらんかったあぁ。

今年の大寒の日は1月20日。

その日に鶏さんが産む卵を食べると縁起がいいんだって。健康、金運など。

21日に茨城から卵がたくさん送ってきて、お礼の電話の会話から、「大寒卵」のことを知った次第です。

20日の日のジャストの卵をその日のうちに送ってくれて、21日には郵便屋さんが届けてくれて。

茨城から福岡まで、速攻たった1日で、縁起ものは到着。

ワタシの健康を案じてのことと思われ、ほんとに感謝です。嬉しいです。

皆さんの思いに支えられて、孫パワーに元気をもらっているのだから、うつむいてばかりはいられませんね。顔を上げて、笑顔で生きていけたらと思います。

ぶん:かんざわとしこ え:やぎゅうげっびちろう 「たまごのあかちゃん」より

大好きなおばあちゃん

ワタシもおばあちゃんだけど、わたしのことではない、わたしのおばあちゃん、つまり、50年くらい前に旅だった人である。

思い出すのは、ワタシが小学校に行くときに、ずっと見送ってくれたこと。いつまでもいつまでも。振り返ると、まだ立っている。

寝るときはいつもワタシと一緒で、一つの布団で寝ていたから、いま思えば、きっと、おばあちゃんの背中は布団が無かっただろう。でも一緒がいいと。おばあちゃんが。

おばあちゃんの焼きうどんがおいしかった。

それから、或る日、ワタシは高校生になって、おばあちゃんの療養所にお見舞いに行った。

 

隣のベッドが空いていたので、一晩泊まることになった。(なんかゆるかったんだね当時は)

たくさん、おばあちゃんとおしゃべりして、眠った。

そして、ふと気がつくと、なんと、おばあちゃんがワタシの布団をかけ直してくれていた。おおなんてこった!!ワタシが介護しに言ったのに。ああ~それにしても、愛情深いひとだった。

おくはらゆめ「シルクハットぞくは よなかの いちじに やっってくる」より

 

救急隊員のことば

「お母さん、がんばりましたね」

「お父さん、大丈夫ですか」

がれきの下から、やっと救助された高齢者の方にかけた、救助隊員の言葉。助かった方はいずれも80代くらいの方で、おばあさんやおじいさんなのだけれど、声かけが、「お母さん」や「お父さん」の方がいい感じがする。本人がお母さんやお父さんの経験がなくても。名前が分からないときの声かけは難しい。

知らない人様から、おばあちゃんとか、声かけされると、私は違和感を覚えるのです。

孫と身内は別です!!「おばあちゃん、おばあちゃん」と連発されるのもうれしい。

ホンマジュンコ「梅さんと小梅さん 親友はおばあちゃん」より