メンデルスゾーン作曲の合唱曲「最初の春の日」より、高野辰之の訳詞による「おおひばり」
小学生高学年から、中学生が元気いっぱい歌うのがいい。三部合唱とかではなくても、斉唱で、がんがん地声で歌ってもいい。むしろ、そっちの方が好きだ。出だしの「おおひばり」から、躍動感があって・・・まさに、おおひばりなのだ。
おおひばり 高くまた 軽くなにをか歌う
天の恵み 地の栄え
そを称えて歌う そを寿ぎ歌う
このメロディを急に思い出したのは 「ひばりに」という絵本を手にとったから。
「ひばりに」 内田麟太郎:詩 うえだまこと:絵
内田麟太郎さんの後書きを紹介します。
大震災にあった子どもをはげます詩。
そんな思い上がった詩は書けませんでした。
でも、私の気持ちはつたえたくて、詩を書けない詩を書きはじめました。
あなたのところへも、小さな風がとどきますように。
アリス館「ひばりに」より